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小生のE30が、やっと復活しました。懲りずに、またこの車と生きていきます。
広島のE30フリークの方々、こんにちは。リハビリ中ですので、煽らないでください(爆) |
三度(みたび)E30でいってみます(2011/04/29) |
■前回の「おさらい」になりますが、小生、E30を雨の高速で潰しました。かなりのショックと、仕事の異動も重なって3年ほど「車なし」の生活を送っていたのでした。その間、コツコツ費用を貯め、ACに車の復活を依頼し、やっとこの2011年4月に車が納車されました。(納車は4月の23日。わざわざACから山羊ちゃんが雨の中、自走で運んできてくれました。(感謝))
■運良く、エンジンや、内装パーツ、タコ足、マフラーなどは死んでいなかったので、流用し、M3に乗り換えられた方から譲って頂いた325i(MT)にACで移植手術を施してもらった次第です。とはいえ、前の車両は7年かけて、エンジン2回、足回り、軽量化などを施したので、今回、一気にそのレベルまで持ってくることは費用的にも出来ませんでした。このため、今回の車両は、部分的に進化し、部分的には退化した位置づけになっています。
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■今回、ACにお願いしたのは、新しい325iへのエンジン、マフラーの移植、エンジンのリセッティング。内装パーツの移植でした。ACオリジナルの足回りや、カーボンボンネットは費用面で諦めました。加えて、小生が愛してやまない「小隊長アンテナ=なみへいアンテナ」、ヘッドライト回りの変更などがあります。
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■ヘッドライトは小川さんの好意で髭つきを装着してもらいました。当然HIDも装着済。以前は4300ケルビン、6000ケルビンとユニット交換したりしていたのですが、雨の夜半を走る場合、やはり4300ケルビン程度の方が視界が良く、あえて、6000を選ばず、4300を選びなおしました。 |
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■この車両には元々BBSが付いていたのですが、小生がこよなく愛す「AC-SCHNITZER」の16インチに履き替えさせてもらっています。タイヤは山羊ちゃんが使った「NEOVA」を履いています。(うーん、雨でスピンした時もNEOVAだったのよねぇ〜。「因縁」かしら)。以前履いていた15インチのSCHNITZERは事故の際、笑ってしまうほど変形してしまったので、これに変えた次第。まあ、この車両のポテンシャルから考えると、16インチくらいのスタビリティがあっても良いでしょう。それに、最近はこのホイールも見かけなくなってきました。入手できる間に購入しておくのも手というものです。 |
■マフラーは、以前マッキーさんに譲ってもらったフォルテックスのDTMを再装着。今回の車両もMテクで、ドルフィンメタリックであることから、カーボンボンネットを除き、ほぼ以前の車両が再現されています。 |
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■エンジンルームを覗くと、少しばかりノーマルと異なる風景が広がっています。ヘッドカバーはACで、レッドの結晶塗装仕上げをされています。(最近のACのエンジンチューニング車はこの仕様になる様子。いかにも「いじってます!」という感じが良いです。)プラグコード類はノーマルです。十分です。逆にノーマルのエンジンにコードだけ変えても、少しも速くなりません。(経験済み)
■エキゾーストマニホールド(いわゆるタコ足)は、最初のチューニング時から入れているスーパースプリントのステンレス製のものです。良い焼け具合です。 ■今度のベースは、325iだと実感させるのは、バッテリーです。 |
320iはエンジンルームに置かれているのですが、325iはバランスを50:50に合わせるため、トランクルームに設置されています。
■また、325iをベースとした利点としては、ABSが標準で付いていることです。まぁ、80年代のABSなので、それほど過度の期待は出来ないのですが、車を潰した経験のある者からすれば、「保険」くらいの価値はあります。
■逆に残念なこともわかりました。ACと話したときに知ったのですが、この車両は機械式のLSDが外されてしまっていました。本来325iMテクニックには後期方の場合、4.10のファイナルを組み込んだスモールの機械式LSDが標準装備されているのですが、前々オーナーが売り飛ばす際に部品としての販売をしてしまったようです。小生が以前ACで譲ってもらっていたミディアムの機械式LSD(4.27ファイナル組み込み済み)は、事故の影響で、取り外しすらできなかったとのことでした。いささか残念です。(まぁ、移動先ではこの車でショートサーキットを走り回ったりする予定も、「腕」もないので、しばらくはこのままで行きましょう) |
■ボディー剛性を上げるために購入したフロント、リアのタワーバーも「へちゃむくれ」になってしまったので、今回は装着されていません。リハビリが完了した頃に考えます。
■足回りもノーマルです。。この車両にはBOGEが入っていたので、それをそのまま使わせてもらいました。(BTSが入っていると思い込んでいたのですがノーマルでした(涙))。柔らかくて乗り心地は良いのですが、いささかパワーに負けてしまいます。(実際、加速時に尻がやたら沈みます(爆))。ACオリジナルのサスペンションキットも小生が装着した頃のプロトタイプ的なものから大幅に進化しているようなので、経済的に余裕が出来たら考えようと思います。
■ブレーキローターは標準品の新品を入れてもらいました。以前からBMWのローターは良く出来ていて、さほどスリットを入れたものの必要性を感じていなかったので良いのです。
■パッドはこの車両に付いていた「粉の出にくい」パッドを流用させてもらいました。小生はいくら粉が吹き出しても気にしないのですが、ただで手に入るものがあるなら、それを流用しましょうってな感じで使わせてもらいました。フルブレーキングを繰り返すと、すぐフェードするらしいのですが、まあ、リハビリ中の「安全パパ乗り」な小生には問題がないでしょう。
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■内装についても、ACによって以前の車両を見事に復元してくれています。以前購入した、インテグラTYPE−R用のSR-3や、AC-SCHNITZERのステアリング、ペダル類、VDOの追加メータ、独自に加工したメータなど綺麗に収まっています。左右のツィーターまで、再装着してくれていました。シートに腰を下ろしてみましたが、まったく、違和感がありません。
■当然、同じ形式の車両ですから、配置するものが同じであれば、違和感はないのですが、ここまで完璧にやってもらうと、オーナーとしては嬉しくなります。
トランクには「カロ」のフロアマットが入っていました。おそらく、前オーナーが置いていったもの、この車両に装備されていたものと思います。これを、あえて、小生が使っていたも純正に交換してくれているあたりがACの「憎いところ」です。(嬉)
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■若干の変更点としては、ETCユニットの取り付け場所。以前は、ドライバーズシート前のインパネ下部に装着されていたのですが、今回は、ナビゲータシート側のグラブコンパートメントに隠すように装着されています。
■そうそう、ドライバー側のインパネ下部の隠し板(?)がありませんでした。どうやら、山羊先輩が装着を忘れた様子。何かの機会に送ってもらうことにしましょう。(笑) |
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■4月29日GW初日、およそ3年ぶりに車を始動しました。最近は、仕事の上でも運転は、部下に任せきりでしたので、「俺、マニュアル操作覚えているのか?」と妙な不安に駆られました。しかし、これは杞憂に終わり、ごくごく普通に新車両は動き出したのでした。
(小川さん、山羊ちゃん、残念。ハンクラ番長は10年前の話です(爆))。
■走り初めて、まず感じる嬉しい違和感。それはMTのシフトフィーリングでした。以前の車両のMT(S5−16)は、1速のシンクロがかなり痛んでいて、停止時でも、気持ちよく入ることは皆無でした。今回の車両にはゲトラグが搭載されており、1速のシンクロも元気なので、小気味良くシフトチェンジが出来ます。
面白いもので、S5-16は始動していないときはシフトフィールが柔らかく、始動すると硬い感じでしたが、ゲトラグは逆に始動すると柔らかい感じになります。
(こう思うのは小生だけでしょうか?)
■次に来る嬉しい違和感。それはエンジンの加速フィーリングでした。今回、ACで少しセッティングを変えており、それが、乗り味に大きな変化を与えていました。前回のチューニングでも十分速かったのですが、高回転寄りのバルタイだったせいか、3000回転付近での若干のトルクの細さ、アイドリング時のエンジンの振動など、いくつか不満も残っていました。(5000回転から7000超までは、尻の穴が「すぅ〜ッ」とする切れの良い加速感でしたが)
今回のセッティングでは、アイドリング時の大きな振動も「鳴りを潜め」、比較的ノーマル然とした「たたずまい」になっています。
それが、ひとたびアクセルを踏み込むと「くわん」という感じ獰猛に加速を始めます。思わず顔が綻びました。低回転域から、太いトルクが発生し、ぐいぐい加速します。それでいて「どーん」と単調に終わるのではなく、4000回転付近で320iの時のような鋭い加速感に変わります。これは、扱い方に気をつけないと、大変なことになりそうです。(笑)
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■GWということもあり、国道は混雑していたので、30分ほど近隣を流して、今回は戻りました。小職の運転リハビリが楽しみになってきました。
小川さん、山羊ちゃん、ありがとう。 |
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