Rev2001.12.18(まぴお版)        
2001年12月、お嫁に出しました。たくさんの出会いをどうもありがとう。
 っていうか、M3良いの早く出ると良いね。
j虎馬...ちゃうねんトラウマ!(序章)
「さかちゃん」こと「さかまき氏(本名...そのまま(笑))が、E30に出会ったのは、学生だった90年代初頭。まさにバブルが「はじけとぶ」直前のことでした。(すっかりこれを書いている小生とかぶってます)
 今と違いましてアッパーな連中の夜の溜まり場「六本木」には190EやE30が、溢れ返っていたのでした。もちろん、当時は「子ベンツ」「六本木カローラ」などと不本意なお名前を頂戴してたのですけど。
★さかちゃんは、「綺麗なネエチャン」(当時はワンレン&ボディコンね、良い時代だった...)が、E30乗りの「バブバブ野郎」に連れ去られる「さま」を見て、「ちきしょう!あの車があればぁぁ!」ってな具合に「E30=ねえちゃん一緒」的パブロフ反応状態に陥ってしまったのでした。そして、それは、10年に及ぶ「長きの間」、「トラウマ」となっていたのです。
はじまりは2000年の秋・・・
かっこよいなぁ。325i★2000年の11月、約十年間「トラウマ」だったE30のオーナーになっちゃいました。中古車屋で探してもらい、出てきた車は「本革内装の限定車」。
見に行ってビックリ仰天!室内はタン革、走行距離たーったの「2万キロ」、おまけに記録簿付き、BMW東京300台の限定車(の247番目の兄弟)だったのです。

この特別仕様車の名は「Edition3」。1989年式のE30 325iです。
前のオーナーはお金持ちでセカンドカー利用だったのかとぉってもゴージャスな革張り内装、奥さんが買い物程度に使っていたのでしょうか、やたら程度のいい内外装、慣らしが完了してない「重たいエンジン(重量ではありません(爆))

★嬉しかったに違いありません。「ふつうの人」だったら、「ぜーったい」この段階で満足して、そのまま乗っていたでしょう。
でも、「さかちゃん」は違ったのです。何を思ったか、そりゃ「すんばらしいスピード」でこの車両をイジリ倒し始めたのです。
「さかちゃん」の弁を借りれば「こゆい面々(=まぴお+べむ夫+ゴーゴ+....etc)との出会い」のせいにしとりますが、違います。単純に「自分が穴を掘って、自分で落ちてみたかった」のです。(小生はノーマルのままで2年格闘しましたけどねん)
もう止まらない!無限パーツ地獄?

「黄疸」出てます。肝炎か?★何を血迷ったのか納車直後、「ボディ同色Mテク化」をしちゃうんですからスゴイ。
それも、Yahooで2枚用のエアロを「てやっ!」ってな具合で叩き落として、すぐに板金屋で加工、塗装、取付けちゃうんですからねぇ。ボディ同色のMテクエアロって、「標準じゃないぜぃ」って自己主張があって、小生も好きなのです。普通、これだけのことするのにも勇気がいるのですが、あっさり「やっちゃう」のが「さかちゃんの、さかちゃんたる所以」ですねぇ。

★そして、我々「逝っちゃってる軍団」との出会いは、忘れもしない2001年正月の葛西臨海公園、ゴーゴちゃんの「独力MT化記念オフ」でした。
Mテク化の話を聞いたとき、その時点で彼の「スマートな表情の向こう」に「僕も逝っちゃってますぅ」という、匂いが読み取れました。
ま、我々にこのタイミングで会わなくとも、そのうち、「夏の水銀灯に集まる虫のように」突っ込んでくるのは、わかってましたけど。ははは。


★お次はお決まりの「インチアップ+ローダウン」ですなぁ。とっても品の良いオリジナルエンブレム
こぶし2個分(新車情報のおなじみのフレーズ...)入るホイルの隙間が嫌で、16インチ化&ザックスのサスキット装着。すごいです。カ金かかってます。BBSにザックス。ローダウンにつきものの「フェンダー干渉」も経験しちゃいました。小生が「AC足(最初期版)」を組むまで仲間うちでは「地上最低王」だったのです。
★次はライト。HELLAの黒目を意識した、べむ夫さんが「青目」を作成すると、またもや、何を血迷ったのか「黄色目」にしたのです。インパクトありました。我々はこれを称して「黄疸の出ているE30」と呼んでいたことを記憶しています。はい。

★これと同時に故障が発生したのもこの頃みたいです。ウォーターポンプが逝ったり、EGオイル漏れなんかが起きました。
★オリジナルエンブレム装着。海外からパーツをバンバン個人輸入しはじめたのもこのころですね。給料の8割をこの車に注ぎ込んでました。っていうか、これからは9割です(爆)←これは、そのままですわ。ブレーキローターには穴あいてるわ(ドリルドって言うんですかねぇ)、ステアリングはMOMOになってるわ、ETCが付いてるわ、ナビもついてるわ、ブレーキラインはステンメッシュになってるわ、やりたい放題ですもの。おまけに小生の紹介したお店で、オリジナルエンブレムまで作らせる始末。
★このころ、我々山梨組の「土曜のたまり場」「アクティブカーズ:以下AC」に登場しはじめました。最初は小川さんを恐れ、非常にまじめな「好青年」を演じていたのですが....、数ヶ月を過ぎると、すっかり「ガワ」が外れて「本性」が現れ始めたのです。

走行会参加。そして、目覚める物欲 MT化 あるいは...M3

★1ヶ月に数回はACを訪問するようになり、慣れて来たのか、小生の「キャラクタ〜」を彷彿させる、すばらしいキャラクターが発揮され始めました。土曜の夜は「酒の無い宴会」が繰り広げられ、「ははは」「かかか」「ききき」などという、ほぼ意味不明な笑い声と、近くの一般道を爆走くれる排気音で、夜が白むのでした...

これは、さかちゃんね。 これはKuniさんね これはSugoさんね
★そして、走行会デビュー。
やすさん率いるチームカシオ走行会に2度ほど参加してるんですねぇ、小生がデビューする前に...。本人曰く「結果はともかく、サーキットで思い切り走るって楽しいですね。」ってか。こうなると、ゴーゴさん、べむ夫さん、小生がATをMTに載せ替えちゃったもんだから、「速く走る=MTしかないでしょ!」ってな、「責任転嫁型MT願望」が頭をもたげ始めたのでした。(さかちゃぁん、コワレテルゥ)

本気でMT化考えて、部品取り探したり、エキマニぶち込もうと個人輸入したり、「すばらしいスピード」で事をすすめていたのですが、他のE30仲間が「えぇ〜、この上品な車でやっちゃうのぉ(やっちゃう=もちろんMT化)」って、高まった意志を削ぐような発言の連発。
そこで、さかちゃんは考えました。「上品な車をMTに改造するのは、いかんのかぁ。ならば、MTのE30買っちゃおう。どうせやるなら、M3っしょ」
こわいですねぇ、すごいですねぇ(故 淀川長治調)、やはり「すばらしいスピード」で決断したのでした。
そして、さよなら 325i Editon3.早くコイコイ M3
★決断すると、早いのが「さかちゃん」のすごいトコロ。AC 小川さんに相談し、M3を捜してもらうことに。そして、325i Editon3は売却されることになったのです。(さかちゃん曰く「嫁に出す」)

購入してくれる人が見つかると、妙に感慨深いものがあるのか、大事に車を洗います。隅から隅まで、「こしこし」洗います。
時々「おまえが好きなんだぁよぉ」と車を撫ぜまわしたり、「おまえなんかぁ、もういいんだぁ。へぇん、M3買うからぁ」などと、ほぼパラノイア状態で、いくつもの「人格」が現れる始末。購入する方は「ホントに売るんですか?あの人」ってな発言が出たりする次第です。
ふふふ、ちょい「二の線」いけてるでしょ。 1年だけど、楽しかったよん ええい!ハンコ押すぞぉ

★そして、売却のため所有権を委譲します。このときばかりは、ちょいと「悲しそう」でした。
無事、売買(バイバイ?)の儀式も完了し、次はM3探しです。でも...さかちゃん...MT運転したことないのです...
★小生と同じで、免許取って10年。ほぼMT経験「ゼロ」。うーん...
これから「小川塾MT教室」でMT特訓開始だぁ。
ちなみに、小生の場合、小川さんからの命令で「腕立て50回、腹筋50回、ももあげ50回、縄跳び300回」をこなしました(嘘)

★これからも、その「ナイスキャラ(決してナイスガイと言ってるのではないよ)」を発揮して、ACで小生と一緒にハンクラ番長の座を争いましょう(爆)

★最後は、「さかちゃん」にしめてもらいましょう!


ありがとう、Edition3。
うーん、良い車です。大切にしてもらってね。

大切にしてもらいなさい。いつでも帰っておいで。




さて、次回は「さかちゃん笑顔でこんにちは 愛しのM3格闘編」の予定です。(掲載時期未定)(笑)


(Special thanks さかちゃん )