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小生とE30仲間のなかで一番の若者。
遅れてきたE30乗り「山羊ちゃん」の車のご紹介。
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2003.05.31 |
出会いは「E30MT CLUB OFF」(前置き) |
■山羊先輩(爆)との最初のコンタクトは、2000年9月に開催された、E30MT CLUB(以下MTC)のオフでした。当時、山梨ではE30の仲間が居らず寂しい思いをしていたのですが、らで氏と知り合い、参加したオフミに偶然にも山梨から来たE30がいました。それも「山梨大学自動車部」とアイデンティティ全開のカッティングシートを貼った車両。
■小生の記憶の限りでは、妙に少年ぽい男の印象を受けました。まさか、それから、3年もの間10歳以上年の離れた友人と車談義をしたり、酒を飲んだり、遊んだりすることになるとは「夢にも」思いませんでした。
■しばらく経ち、ACにお邪魔するようになると、すでに「常連?」「善意のボランティア」状態の山羊先輩の姿が...
小生のチューニング、エンジンの積み替えにも嫌な顔ひとつせず早朝まで小川氏を手伝う姿に好感を持ちました。すでに30を超えていた小生には、昨今の学生気質というのは「異質」で彼自身も世間一般の学生のような「ちょっといい加減な若者」という先入観を持っていたのですが、それは間違いでした。
よく言えば、私の学生時代より「芯の通った」、悪く言えば「少し頑固な若年寄的」な「若者」なのでした。
こうして、少しばかり時代を遅れてきたE30乗りと友好を深めていったのでした(笑) |
山羊ちゃんの車紹介 |
■所有する車は前期型の320iスポパケ。普通の大学生なら、間違いなく「スカイライン」「シルビア」「シビック」などの現代チックな車両に走るのにいきなり「エンスー」な車を購入。それもMT。「男気」感じ入ります(爆) |
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■小生自身としては、学生のとき、この車両は「高嶺の花」だったのですから、やっかみ半分ですが、それでも21世紀の学生が積極的に選択する車とは思えませんでした。おまけにこの20年近く昔の車両で、競技車両として走行会に参加したりするのですから「あっぱれ」です。 |
■基本的にエンジンはノーマルです。ACにお邪魔している間に小川氏が、少しずつモディファイしているので、一般の車両よりは調子が全然良いです。スロットルバルブや、インマニ(通称カニ)は2.5リッター用のものに交換されていますし、オークションで購入したタコ足も装着されています。シフトはショートストロークのタイプに変更されています。
■M3に装着しようと客が持参したタワーバーがフィッテイングが悪く、置いていったものを装着したり、中古のSタイヤを購入したりある意味「効率よく」モディファイされています。
■あまり、ごてごてしたエアロを好まないので、スポパケの外装そのままですが、少し大きめのリアウイングを、さかまき氏からゲットし、装着しています。
■足回りは、笑っちゃうのですが小生が部品取りで取った車のものや、小生が気に入らず交換したTEINの直巻スプリング、小川氏の昔の車高調などが入って、ある意味プロトタイプAC-TUNE仕様になっています。ACにあったLSDも組み込まれ、それなりの「仕上がり」になっているのです。
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■内装もレーシーで、タイトなフルバケを奢り、もちろん、後席は外してしちまってます(笑)
べむ夫氏が自作した「AC−TUNEロゴ入りメーター」が装着され、なんだか不思議な感じに仕上がっています。また、AFCを装着し「走り」にも余念がありません。エアコンが壊れて、辛い夏を過ごすのもご愛嬌です。 |
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■マフラーは迫力です。「男は砲弾」という、べむ夫氏の名言に感化されたのか、S5−16氏のハンドメイドのマフラーを装着しています。320iとは思えない「図太い」低音を響かせながら街中を走っています。
もちろん、「おまわりさん」はコワイので普段は消音用の「フタ」を閉めて走っているのです(けなげ)
■センターマフラーも平行のスポーツマフラーに交換し、前述のエキゾーストマニホールドと相まって、排気効率はかなりアップしているようです。
■それでも、やはり我々社会人のようには「財布の中身」は使えず、苦しい台所事情でメンテナンスをしているので、逆に小生などは申し訳がないように感じます。っていうか、排気量をアップし、かなりチューンを進めた我が「ふなごろ」が1周1キロ強のコースでコースで2秒も3秒も差をつけられるのかと「腕の差」に涙したりします(笑) |
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■ノーマル129馬力の車が、ショートサーキットとは言え、E30 M3より良いタイムを出したり、ハイパワーな日本車を「食ったり」する姿は小気味よいですね。小生としては同じM20-6気筒として「嬉しさ半分、悔しさ半分以上」ってトコでしょうか。(いつか抜き去る日を楽しみにしています)
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■それでいてお茶目なトコもあります。2003年5月。以前、側溝に片輪(後輪ひとつ)を落とした小生に対し、「僕は、側溝に落ちたりしませんよ」などと「小生の心の傷をえぐって」おきながら1分後には片輪(前後)を落としてみせる姿には「ブラボー」と言うしかありません。
(この日は、農道の「軽トラ」が立ち往生ですわ)
■年の離れた友人は、弟のいない小生にとって非常に楽しい時間を共有させてもらっています。ほかのE30仲間もそうでしょう(多分)
最近は、少し「小生意気になって(笑)」、「33GT−R」や「FD3S RX−7」などを欲しがったりするのですが、もう暫くは、このままE30に乗っていてもらいたいものです。
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(つづく) |
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