1.近くで売っている所を探す
首都圏の場合は、たとえば銀座のわしたショップ、鶴見や川崎の沖縄県人会館付属の売店などの店頭に置いてあります。手に取って見られるのは利点ですが、商品点数が少ないのであまり選択の余地がありません。
2.通信販売を利用する
大阪には三線専門店があります。
沖縄三線の店 佐々忠(ささちゅ)
それ以外の地域は……「わしたショップ」のある地域の方なら、まずそこをあたってみましょう。そのほかに沖縄物産店があれば、あるいは置いてあるか、取り寄せてくれる可能性はあります。
大阪市福島区玉川4丁目12-11
TEL:06-6448-6708 FAX:06-6448-6709
http://www.sasacyu.com/
また、デパートなどで「沖縄物産展」があると、最近では必ず三線のお店も出店しているようです。そこで購入するかどうかはともかく、いろいろな三線を実際に手に取って見られるチャンスですから、こういう機会も利用しましょう。
検索エンジンで「三線 販売」といったキーワードを使って探せば、たくさんの三線販売サイトにヒットします。
3.沖縄まで買いに行く
直接手に取って見られないのが難点ですが、予算に応じてさまざまな三線が選択できるし、全国どこからでも注文できるという利点があります。
品質やアフターサービスについては、納得いくまで問い合わせたほうがいいでしょう。丁寧に答えてくれるところなら、信用してもよい、ということです。最終的にはあくまでも自己責任ですが。
時間とお金に余裕があるなら、沖縄に出向いて、お店の人とよく相談して「マイ三線」を決めたいところです。「初心者なので、あまり高くないものを」とか「民謡向きのものを」とか「本格的に古典をやりたいので、棹のよく鳴るジョートームンを」とか、やっぱり人それぞれ好みがあるでしょうし……
どこの三線店のものがいいか、とか、どの三線店のものはやめたほうがいいか、という質問には、Web上ではお答えできません。実際、人によって意見がさまざま分かれるところであるし、その人との相性、というものもありますので……
実際、三線は職人さんの手作りのものですから、同じ人が作ったものでも一本一本微妙に音色が違っていたりするようなのです。だから、何本も試し弾きして、自分の一番気に入ったものを選ぶ、という買い方も、お店にでかければできるわけです。
お店に出向いて買えば、手入れのしかたを教えてもらえるし、弾き方の基本を手ほどきしてくれる所もあります。それに胴に巻くティーガー(手皮)を自分の好きなものに取り替えてもらえる所もあります。
できることなら、店先にじっくり腰をすえ、さんぴん茶などいただきながら、棹はこれ、塗りはこんな、から始まって、糸巻きからティーガーまで、全部指定してオーダーメードの三線を注文してみたい……(夢)
一応ここの三線店のものなら大丈夫、と言える店は何軒か知っています。教えて欲しい、ということであれば、個人的にメールでご相談くださいね。
♪工工四が欲しい
最近では通信販売もあります。
沖縄民謡に関しては、琉球音楽々譜研究所が出している「正調 琉球民謡工工四」という楽譜が現在第11巻まで出ており、この中に有名な民謡はほとんど収録されています。ただし、ここの工工四には声楽譜はありませんので、歌は誰かに教えてもらうか、CDやテープ等を参考にするしかありません。
この場合、必ずしも譜面通りに演奏されているとは限りませんのでご注意を。
また、最近は初心者向けの教本もいくつか出ています。やさしいものならこういった教本に収録されている可能性もあります。
一曲ずつ単独での工工四の有償ダウンロードサービスが、ようやく始まりました。今後の展開が楽しみです。
e工工四(イーくんくんし)
いくつかの曲でしたら無料でダウンロードできるサイトがあります。
ぽーたまの「工工四ひろば」
三線のススメ
工工四には著作権が存在しますので、たとえば掲示板で「○○の工工四のコピーをください」というお願いをされても、お受けすることはできません。個人的におつきあいのある方にお貸しする、ということは可能ですが……
お困りの場合は個人的にメールにてご相談下さい。
♪三線を教えて欲しい
また、首都圏にはいくつか「沖縄三線」の講座を持っているカルチャーセンターがあります。こちらも調べてみて下さい。
それ以外の方法としては、お住まいの地域に沖縄県人会や沖縄料理店があれば、そのつてをたどって紹介してもらうという手もあります。
それからもちろん、わたしの自宅でも教えております。生徒募集中ですよ〜(笑)。