座談会 22 大東京は正義の言論で勝て 東京世田谷から完勝の勝鬨を 05/06/28 「他党の批判ばかり」「実績捏造」の政党 「地方議会は国会への踏み台」の政党 有権者は賢明に見破れ 谷川 次の国政選挙の試金石と言われる東京都議会議員選挙。その焦点の一つが 世田谷区だ。 梶岡 我が世田谷の友も全力で支援運動を展開している。それにしても、何しろ世田 谷は大きい。 棚野 その通りだ。人口は約82万人。東京一の大世帯だ。 西 都議選の世田谷選挙区の定数は8。そこに自民3、民主3、公明2、共産1をはじめ とする有力候補12人がしのぎを削る。戦いは、いよいよ熾烈、激烈だ。大接戦だ。 杉原 東京は今、問題が山積している。防犯の不安。防災の不安。高齢・少子化対 策。環境保護も大きな課題です。 西 だからこそ、都民の目線で「政策」を立案し、それを現実に「実現」していく議 員が必要なんだ。いい加減な連中を議員にしたら、損をするのは有権者だ。 青木 その通りだ。今回の都議選でも、そこが一番、問われている。 棚野 公明党は「実績ナンバー1の政党」だ。候補はもちろん、国会議員も、区会議 員も、どんどん訴えてもらいたい。まだまだ足りない。 見苦しい言い訳 西 かたや、相も変わらず的外れな「他党批判」と「実績ねつ造」に明け暮れている 連中がいるな。 梶岡 もちろん、共産党だ(大笑い)。 谷川 共産党は前回の都議選で大惨敗した。肝心の「実績」がないからだ。あるのは 「何でも反対」と「他党の悪口」ばかり。完全に都民から見放された。 棚野 そのうえ全く反省がない。いまだに口を開けば悪口ばかり。有権者は前回にも まして、呆れ果て、バカにしきっている。 杉原 世田谷でも、他党の悪口だらけのバカげたビラが10種類以上も配られています よ(爆笑)。なかには両面カラーのビラまである。「これこそ紙の無駄遣いだ」と、区 民もゲラゲラ笑ってますよ。 梶岡 先日も、わざわざ共産党の委員長が世田谷に来た。「海外視察」がどうのこう の話していったようだ。 棚野 バカバカしい。「海外視察」には共産党の議員も行っているじゃないか(爆笑 )。 青木 まったくバカバカしい。もっと他に、訴えたいことはないのかね(大笑い)。 棚野 区民が黙っていると、いい気になるから、ハッキリさせておこう。都議会の共 産党も他会派と同様、公費で海外に行っている。2001年11月にはオーストラリアを訪 問した共産党都議もいた。 西 それにまた、さんざん自分たちで批判している五つ星ホテルにも、ちゃっか り泊まっている(大笑い)。紛れもない事実だ。 杉原 そのうえ、その共産党議員はカジノにも、行っていたというじゃないの(笑い )。 棚野 それがバレると「突然知らされた」だの「事情も知らずに連れて行かれた」だ のと必死に言い訳している。 谷川 見苦しい限りだ。誰も信じない(大笑い)。 西 あまりにも、ひどいやり口なので、自民、民主を含めた全会派から、共産党に非 難の声があがっている。 谷川 当然だ。調子に乗るんじゃないよ! 棚野 世田谷区選挙区で出ている共産党公認の都議候補も、実は1997年11月、公費で オーストラリアに行っている(笑い)。 梶岡 結構、楽しそうに海外に行っていたようじゃないか。バカバカしい(大笑い)。 西 自分たちのことは「頬かむり」。そのくせ、鬼の首でも取ったみたいに、他党の 悪口、中傷、批判。この独善!これが区民から嫌われるんだ。 棚野 その通りだ。有権者が望んでいるのは「政策を実現する人物」だ。「何でも反 対」「他党批判」「謀略ビラ」「実績ねつ造」じゃない。いまだに、それに気づかな い。 梶岡 しょうがないよ。あそこは、どこにも味方がいない。他党と対話する度量も、 懐の深さもない。交渉する知恵も勇気もない。逆立ちしたって、立派な実績なんか、 つくれっこない(爆笑)。 醜い出世欲 谷川 ところで、今回の都議選では、世田谷区選挙区で民主党の立候補者が3人もい る。 杉原 そのうち2人までが、区議を任期途中で辞めて、都議選に転がりこんできた連 中です。 西 ふざけたやつらだ!区民を何だと思ってるんだ! 梶岡 2年前の統一地方選挙で、世田谷では民主党から7人の区議が当選した。 杉原 しかし、現在までに1人が買収容疑で逮捕されて辞職。1人が離党。 棚野 そして、今回の都議選に、2人が立候補。結局、民主党の区議団は7人から3人 に減った。 西 常識では考えられない政党だな! 谷川 区議から都議に鞍替えを狙う2人のうち1人は、区議になってまだ2年だ。1期も やらずに、サッサと都議選に出馬だよ。 西 選挙の時は「当選させてください」「皆さんのために働きます」とかなんとか 言って、区議になった。その舌の根も渇かぬうちに、鞍替えだ。調子のいいやつだ。 青木 だいたい、どうして都議選に3人も出したんだ? 棚野 民主党の国会議員が、世田谷に来るたびに言っている。今回の都議選に3人 が立候補したのは、二大政党制の流れを強くするためですと、ギャーギャー騒いで いる(大笑い)。 梶岡 それがどうした。だったら何だ。なんで区議が2人も辞める必要があるんだ?  鞍替えする必要があるんだ? 有権者愚弄じゃないか。 棚野 それにまた、世田谷の民主党都議候補のうちの1人が、告示目前の街頭演説中 に警察から厳重注意を受けた。 西 選挙違反か。 棚野 選挙運動期間に入ってもいないのに、本番用のタスキをかけて街頭に立ってい たんだ。 梶岡 「民主党公認」と書いてあるタスキをつけて話していた。 西 明確な公選法違反じゃないか。 杉原 何やってんの!本番用のタスキをつけるなんて、共産党だってやりませんよ( 大笑い)。 棚野 それで厳重注意(大笑い)。有権者をナメている。 杉原 何が「政権準備政党」よ。選挙運動のイロハも守れないくせに、よく言えるわ ね(大笑い)。 梶岡 一事が万事だ。世田谷区民のことを本気で考えているのなら、まず区議とし て、しっかり仕事をしろ。それを、途中で放っぽり投げる。揚げ句、公選法違反まで して都議の座を狙う。冗談言っちゃいけないよ(大笑い)。 西 その通りだ。そんなのに限って、都議になったらなったで「次は国会議員に」な んて言い出す(笑い)。 青木 こんなことだから「あそこは地方議会は国会への踏み台にしか思っていない」 とバカにされるんだ。有権者が賢明になることだ。鋭く見破らないといけない。 有権者が鉄槌を 谷川 この座談会で、さんざん指摘してきた通り、政治の世界は常に腐敗や堕落と隣 り合わせだ。だから、有権者が厳しく言うことだ。どんなに厳しく言っても、厳しす ぎることはない。 西 「憲政の父」と謳われた尾崎咢堂も「政治家のあるべき道は『良心に聞く』こと だ。自分本位になってしまっては、人間はおしまいだ」と叱責している通りだ。 青木 その通りだ。あの手、この手で有権者を騙す「ハイエナ」や「パフォーマン ス」に政治は任せられない。声を大にして言っておく。 棚野 ともあれ、支持者は必死だ。地域の発展、庶民のための政治の実現へ、一生懸 命だ。 西 そのうえで、最後は候補、議員OB、そして家族の戦いで決まる。 谷川 これからが勝負どころだ。候補も、家族も、最後の最後まで全力、死力を尽く して、戦い抜いてもらいたい。 梶岡 今回も激戦だ。だからこそ、断固として、勝つ。必ず勝つ。我々は絶対に勝っ て、勝利の勝鬨を堂々と上げようじゃないか! 破邪顕正 「デマ枝」を渡り歩く猿 「窮猿 樹を撰ばず」かの福沢諭吉翁の言葉である(慶應義塾編『福沢諭吉の手紙』 岩波書店)。追いつめられたサルは、木を選ぶ余裕もなく次々に飛び移っていく。そ れがどんな木でも、見境なしに――。人の節操のなさを揶揄した寸鉄だ。選挙の時期 になると決まって学会誹謗のデマを垂れ流す政治屋や俗悪誌などは、まさにこの窮猿 を思わせる。 学会の大前進を妬み恐れ、根も葉もないデマ話に飛びついてキーキー騒ぎ立てるが、 端から根も葉もないのだから、枝も当然、つかまるそばからポキポキと折れてい く。あげくに裁判で断罪されたり、学会に謝罪せざるを得ないはめになり、ますます 大衆にソッポを向かれる猿回し。かつて国会で、デマ雑誌を振り回し喚問、喚問 と騒いだ白川某など、不祥事また不祥事、落選また落選。侘びしきサルすべりの人生 ではないか? 名誉毀損で賠償また賠償、部数低迷のクズ雑誌も然りだ。御書に「さる(猿)は木をた のむ」(1480ページ)と。デマの枝にすがって世渡りするような人間は、教養がない。 品性がない。人格がない。為政者がサル並みでは、国が迷走するのも当然だ。「真実 が靴を履く間に、嘘は地球を半周する」とは米の作家マーク・トウェインの言。もた もたしている間に、嘘は土足で人の心を踏みにじる。だから、どんなに小さな嘘も見 逃さず、木っ端微塵に打ち砕かなくてはならないのだ。デマ枝は叩き折れ!デマ猿は 叩き落とせ!この仮借なき言論闘争こそ、真実が勝つ社会を創る直道だ。