2005.9.20SP   第1回創価学園大会 ハノイ国家大学「名誉博士号」授与式での創立者のスピー チ ◆◆◆ わが創価同窓の友に栄光あれ!       健康あれ!         最後の勝利あれ! ◆≪トインビー博士≫貴国の民衆の〔勇気〕〔智慧〕〔活力〕を賛嘆 ◆◆◆ ベトナムの「不屈の魂」に学べ! ◆◆≪独立の父 ホー主席≫「団結こそ我々の不敗の力である」 【創立者のスピーチ】  一、懐かしい創価同窓の皆さん、本当にご苦労さま! (大拍手)  きょうは、心から尊敬申し上げるハノイ国家大学の諸先生方が、遠くベトナ ムの地から、わざわざ、お越しくださいました。  大変にありがとうございます(大拍手)。  一、久しぶりにお会いして、凛々(りり)しく、うら若き、青春時代の姿で あった同窓の皆さん方も、やはり、いくらか年をとってしまった(笑い)。  だれ人も、"時の流れ"には逆らえない(笑い)。  互いに顔を見合わせて「本当に君なのかい?」(笑い)、「信じられないよ!」 (笑い)―― そんな失礼なことを言う人はいないと思うが(爆笑)、まさに、 「光陰矢のごとし」である。  だからこそ、私たちは、後悔のない一日一日を生き抜いてまいりたい。  後になって悔やんでも、取り返しがつかない。  「後悔先に立たず」である。  どんなときも、辛抱強く、希望をもって、価値ある人生を戦い、勝ちとって いく。  それが我ら「創価の人生」である。  ともあれ、皆さん、遠いところ、よく来てくださった。  私は本当にうれしい! (大拍手) ◆ 皆、青春の勝利者  一、今朝も、私は、きょう集(つど)ってくるべき"健児たち""淑女たち" の名前を、一人ひとり心で読み上げながら、これからも健康で、勝利して、素 晴らしい人生を飾ってもらいたいと、深く祈らせていただいた。  皆さんは、全員が、最優秀の青春を生き抜き、勝ち抜いていく"大学者"で あり、使命深き人生の"大勝利者"である。  お父さん、お母さんからも、親戚からも、同僚や友人たちからも、「よかっ たな!」「勝ったな! 」と祝福されるような人生を、最後は飾っていってもら いたい。  当然、人生には、さまざまな困難の山がある。  ときには、くじけそうになることも、あるかもしれない。  だからといって、自暴自棄になって、皆を困らせたり、泣かせたり、自分に ウソをついて、そこから逃げ出したり――それでは、動物の生命である。卑怯 な畜生の生き方である。  苦しいとき、辛いときこそ、学園時代の友と語り合おう。 また、学園の先生方に相談してもいい。  先生方も、よく面倒をみてあげてください。なにとぞ、よろしくお願いしま す。  私も、最大に応援してあげたい気持ちでいっぱいである。 ◆ 大きな心で!  一、ともかくも、強く、また強く、朗らかに、また朗らかに、断じて生き抜 いていただきたい。  そして、大変であればあるほど、自分が太陽となって、周囲を明るく照らし ていくのである。  そうやって、大きな心で、負けじ魂で、悠々と、堂々と進んでもらいたいの だ。  一、お父さん、お母さん、兄弟や姉妹を大切にしてほしい。  高価なものでなくて、かまわない。おみやげを買って帰るとか、親切な言葉 をかけてあげるだけでもいいのである。  諸君は、どこまでも心優しい人でいてもらいたい。 ◆ 使命ある君達は絶対に負けない  一、皆さんの活躍の様子は、すべてうかがっている。  社会の第一線で、人間教育の真っただ中で、また海外の大変なところで、皆 さん、本当に頑張ってくれている。  また、病苦と闘っている人もいるでしょう。  さまざまに闘病の報告もうかがっています。  使命ある皆さんが、絶対に負けるわけがない。  創価学園に学んだ人は、一人ももれなく、わが人生を勝利していくことがで きる。  そのための土台を、皆さんは、学園時代に築いてきた。  絶対に勝っていけるのである。  私は、そう信じています! 祈っています! (大拍手) ◆ 一喜一憂するな  一、最初に、ベトナム独立の指導者ホー・チ・ミン主席の言葉を紹介したい。  「人民から学ばないのは、非常に大きな欠陥です」(大類純訳「訓練と学習 について」から、『解放の思想』所収、大和選書)  私も、まったく同感である。  政治も、教育も、宗教も、あらゆる分野の指導者が肝に銘じるべき言葉であ る。  指導者が人民から学ぶことを忘れ、自分勝手に振る舞えば、そこから必ず欠 陥が生じる。不幸が生じる。  非常に重要な教訓である。  また、ホー主席の言葉に、こうある。  「一喜一憂するのではなく、つねに困難艱苦(こんなんかんく)を克服して 最後の勝利をめざして前進するよう、最善の努力をつくすようにさせなければ ならぬ」(内山敏訳『ホー・チミン語録』河出書房新社)  何があっても堂々と!  わが道を生き切れ!  私たちの人生も、こうであらねばならない。 ◆≪ベトナム文学の叫び≫     一生の間、真心を持って山河のように大きい父母の恩を返したまえ ◆ 水の流れは岩をも削る  一、次にベトナムに伝わる英知の言葉にふれたい。  「水の流れは、岩をも削る」  どんな困難も、根気があれば、忍耐の前進があれば、断じて乗り越えられる。  それを厳然と証明したのが、第2次世界大戦中の抗日運動をはじめ、フラン ス、アメリカの介入を次々と打ち返した、ベトナムの歴史であった。  貴国の不屈の指導者ホー主席は、こうも言っている。  「団結は、わたしたちの力です」(坂本徳松訳「仕事をやりとげる最善の方 法」から、『解放の思想』所収)  さらに言う。  「団結こそわれわれの不敗の力である」(内山敏訳『ホー・チミン語録』)  その通りである。  わが創価同窓の皆さんも、団結という我らの不敗の力をもって、これからも 前進しよう!  19世紀ベトナム文学の傑作(『陸雲仙』院廷★〔火+召〕著)の一節を、諸 君に贈りたい。  「一生の間、真心をもって、どんなことがあっても、山河のように大きい父 母の恩を返してしまわなければならない」(竹内与之助訳、大学書林)  皆さん、よろしく頼みます(大拍手)。 ◆ "最高の喜びは教え子との再会"  一、さて、トーマス・アーノルドといえば、イギリスの誇る大教育者である。 <19世紀、名門「ラクビー校」の校長として教育改革に足跡を残した>  彼が「人生の最も新鮮な泉の一つ」と言い、楽しみにしていたことは何か。  それは、立派に成長した教え子たちを母校に迎えて、語り合うことであった。  まさしくきょう、ここに、同じ姿がある(大拍手)。  私の人生の最高無上の喜びも、創価同窓の皆さんとお会いすることである。  きょうは、日本全国、そして世界各国から、はるばる来てくださって、本当 にありがとう!  同時放映の松風センターの皆さまも、ご苦労さま! 懐かしい「青春会」の皆 さまも、ありがとう!(大拍手)  親子、兄弟の情愛は麗しい。しかし、教育を通じた師弟の交流、同窓の友情 は、人間の世界にしかない。  その意味で、人生において、これほど尊く、美しい劇はない。  創価学園は、永遠に、この強い強い「人間の絆」で進んでいきたい。  先生方は、実の親以上の心で、生徒に愛情を注いでもらいたい。「自分以上 に立派にしよう」と努力してもらいたい。  教員が権威や権力で従わせるような時代は、完全に終わった。生徒が、学生 が、中心の時代である。  学生を最も大切にするのである。そうでなければ「人間教育」とはいえない。 ── 約40年前 1満5千人の青年を前に講演 ── ◆◆ ベトナム戦争の即時停戦を主張      戦火に苦しむアジアの民衆の幸福を願い ◆ 和平へ行動  一、わが「創価教育」の出発点となる、創価学園の起工式を厳粛に執り行っ たのは、1966年の秋、11月18日。私は38歳であった。  この起工式に先立つ11月3日、私は、ある講演を行った。  学会の青年部総会の席上、1万5千人の青年を前に、ベトナム戦争の即時停 戦、そしてアメリカ軍の引き揚げを、強く訴えたのである。  <日本武道館での第15回男女青年部総会。ベトナム戦争は前年2月、米軍 の「北爆」開始で一気に激化していた>  ベトナムの人々は、祖国をこう讃える。  「豊かにして、美しきベトナム」  「金の森、銀の海が広がるベトナム」  その麗しき貴国が、どれほど悲惨な戦争に蹂躙(じゅうりん)されたことか。  私はその後も、ベトナム戦争終結への平和提言を重ねた。  中国との国交正常化、ソ連との友好にも道をつくった。中ソの和解にも、私 なりの立場で、力を尽くした。  <創立者は67年8月の第10回学生部総会でも「北爆」停止などを提唱し た。  68年9月には日中国交正常化を提言。74年に初訪中、初訪ソを相次いで 果たし、コスイギン・ソ連首相から「ソ連は中国を攻めない」との発言を引き 出し、中国首脳へ伝えた>  私は「民衆の幸福」という]点で、アジアと世界の平和へ、行動した。その 前には、イデオロギーや立場の違いなど小さなことだった。  そのことで、いわれない圧迫や中傷を浴びたが、もとより覚悟の上であった。  今までもう何十年間も、私は、平和のため、民衆のため、迫害の嵐の中を戦 ってきた。 ◆ 米大統領へ書簡  一、さらに私は、ベトナム戦争の停戦を訴える書簡を、キッシンジャー大統 領補佐官(当時)に託して、アメリカのニクソン大統領に送った。  <書簡は1973年1月1日付。2年後の75年1月、キッシンジャー氏と 初会見。同年4月、ベトナム戦争が終結>  こうした私の信条と行動を、深く理解してくださったのが、トインビー博士 である。  博士から「人類の直面する諸問題について、対談をしたい」とわざわざ書簡 をいただき、私がロンドンにうかがって、あの対談集『21世紀への対話』が できあがった。対談集は今や、世界26言語に広がっている。<博士からの書 簡は69年9月23日付。対談は72年5月、73年5月に実現>  私は博士と、ベトナムの今を論じ、未来を展望した。  いかなる苦難にも断じて屈しない! ――ここにベトナムの魂がある。ベトナ ムの民衆には、勇気と智慧と活力がある。  博士も対談で、ベトナムをはじめ、東アジアの諸民族は「活力、勤勉さ、勇 気、聡明さの面で、世界のどの民族にもひけをとりません」と言われていた。  博士は当時、折に触れ、熱い思いを込めて、ベトナムの不屈の人々を讃えて おられた。  <たとえば「読売新聞」73年1月25日付朝刊に「ベトナム人民は、外国 勢力の支配を放逐(ほうちく)せんと戦う国民が活力と勇気があれば恐るべき 技術格差にもめげず目的を達成しうることをはっきり示した」と> ――戦時下も「学問の炎」を消さなかったハノイ国家大学―― ◆◆◆ 教育は一切の勝利の太陽 ◆≪ホー主席≫ベトナムの繁栄は青年の学ぶ姿勢で決まる ◆ 防空壕に蛍火(ほたるび)を  一、心より尊敬申し上げるティ総長。ハノイ国家大学の諸先生方。  本日、私は、このうえなく意義深き貴大学の名誉博士号を、わが創価同窓の 友と一緒に、謹んで拝受いたしました。  厚く厚く御礼申し上げます(大拍手)。  貴大学の壮麗なキャンパスの石碑には、貴国の独立の大指導者、ホー・チ・ ミン主席が青年に贈った言葉が刻まれていま死  「ベトナムの山河が美しい輝きを放つかどうか。また、ベトナムの民族が世 界の強国に負けないよう繁栄するかどうか。それはまさに、諸君の学ぶ姿勢に かかっている」  この励ましに応えて、貴大学の学生たちは、あの壮絶な戦争の中でも、烈々 と学問に挑んだ。  防空壕の中でも、蛍を集めて瓶に入れ、その光で学び続ける学生がいた。  この話を、私は涙のあふれる思いでうかがいました。  さらに貴大学は、学部ごとに疎開して、探究の炎を断じて消さなかった。  まことに、教育こそ一切の勝利の太陽です。  試練を勝ち越え、世界が讃嘆する貴国の大発展をリードしてこられた貴大学 の100年の足跡に、私たちは、心からの敬意を表したいのです(大拍手)。 ◆ フランスの「文化の城」に記念植樹  一、うれしいことに、わが創価学園も、卒業生の皆さん方のお陰で、今や日 本最高峰の名門校として各界の方々から、高い評価と賞讃をいただくようにな った。  学園出身の博士も190人を超えた。医師の集い「創価医鳳(いほう)会」 も、現役の医学生を含めて310人となった。  あらゆる使命の戦野で、勇敢に、忍耐強く戦い、後輩の道を厳然と開いてく ださっている。創立者として、こんなにうれしいことはない。  一、フランスのセーヌ川のほとり、シャルトレットに、美しい緑の森に彩ら れた「フランス総合文化センター」がある。  広大な敷地に、500年の歴史が薫る「文化の城」である。  この城に、本日の創価学園大会を記念し、皆さん方の木を植樹することを提 案したい(大拍手)。  「鳳友会(ほうゆうかい=東京・創価学園の男女出身者)の木」をはじめ、 「蛍会(ほたるかい=関西創価学園の女子出身者)の木」「金星会(きんせい かい=同学園の男子出身者)の木」。  さらに「創栄会(そうえいかい=東京創価小学校の出身者)の木」「創光会 (そうこうかい=関西創価小学校の出身者)の木」「創陽会(そうようかい= 札幌創価幼稚園の出身者)の木」を植えます(大拍手)。  どうか、皆さんも、いつの日か、ご家族を案内してフランス総合文化センタ ーを訪問し、大きく育ちゆく、皆さんの木を見ていただきたい。 ―― 時を待ち! 時をつくれ! ―― ◆◆ 心強き人が王者! ◆≪ホー主席≫牢獄の中でも「満月の如く悠悠たり」 ◆ 人生の勝敗は意志で決まる  一、さて、今夜は「中秋の名月」――。  貴国のホー・チ・ミン主席が、中秋の名月を、獄中で詠んだ有名な詩がある。  「中秋の秋月 円(まどか)なること鏡の如し   人間(じんかん)を照らし耀(かがや)かして白きこと銀に似たり」(川 本邦衛著『ホー・チ・ミンの詩と日記』朝日新聞社から)  一幅の名画のような光景が浮かんでくる。  ホー主席は、さらに、こう続ける。  「自由に秋月を賞するを得ざれど   心は秋月に随いて共に悠悠(ゆうゆう)」(同)  ――たとえ自由に中秋の名月をめでることはできなくても、わが心は満月の ごとく、晴れ晴れと希望に満ちて、悠々と光り輝いている――  私たちも、こういう境涯で進みましょう! (大拍手)  人生の勝敗は、意志が強いか弱いかで決まる。  どんなに裕福な家でも、心が弱い人は不幸である。最後は敗北の人生になっ てしまう。  反対に、貧しい家に住み、苦境に陥ったとしても、自分の黄金の魂を輝かせ ながら、時を待ち、時をつくる。この心強き人が王者である。最後は必ず勝利 する。  「心こそ大切」なのである。 ◆ 「心一つで地獄にも楽しみが」  一、正義のために戦う人生は、いつも朗らかである。  日本の軍国主義と戦い抜いた、創価教育の父・牧口先生も、獄中にあって、 「心一つで地獄にも楽しみがあります」と悠然と綴られている。  わが恩師・戸田先生も師子王の心で、獄中闘争された。  いかなる苦境に追い込まれようとも、心は、断じて負けない。決して行き詰 まらない。  月天子(がってんし)をはじめ、無数の煌(きら)めく星を友としながら、 私たちは心広々と、わが信念の道を断固として貫き、必ずや人生の勝利の活路 を切り開いていけるのだ。 ここに、創価教育の証明がある。  暗い闇の中で友を裏切り、恩ある人々を裏切って、自分の名聞名利だけを追 求していくような、わびしく卑怯な敗北の人生だけは送ってはならない。  ベトナムの古典文学には、鋭く記されている。  「人を裏切ったものは、その裏切りの罰を受けなければならない。悪因悪果 は、世のならいである」「誰の同情、憐みも得られるものではない」(阮攸著 『金雲翹』竹内与之助訳、講談社)  古今東西に共通する、厳しき道理である。 ◆ 教育で平和を!  一、教育の目的とは何か。  ベトナム戦争に敢然と抗議の声を上げた"非暴力の闘士"キング博士は言う。  教育は「真実と偽り、本物と偽物、事実とでっち上げを、それぞれ見分けら れるようにさせなければならない」(梶原寿・石井美恵子共訳『キング牧師の 言葉』日本基督教団出版局)。  教育は、正義を堂々と打ち立てゆく柱である。  そしてまた、教育の力で、人と人を結ぶことこそ、平和を広げゆく最も確か な源泉である。  貴・ハノイ国家大学は、いち早く貴国とアメリカの大学間の交流に尽力され、 両国の国交正常化に大切な貢献を果たされた。  <ベトナム戦争終結から20年後の19915年8月5日、ベトナムとアメ リカは国交を回復>  私たちも、貴大学に深く学びながら、「教育の勝利」そして「平和の勝利」 の世紀へ、さらに新たな息吹で船出していきたい。  一、わが創価大学の記念講堂の正面広場には、「アカデメイアの噴水」があ る。<アカデメイアは、プラトンがアテネ郊外に建てた学園の名前>  アメリカ創価大学にも同じ噴水がある。  この噴水の頂点にそびえているのは、だれか?  古代ギリシャの人々が航海の安全を託した"海の王者"ポセイドン(ギリシ ャ神話の海の神)である。  時代の変化の波は、ますます激しい。だからこそ、強き絆で結ばれた同窓の 友を持ち、深き創価の哲学という確固たる羅針盤を持った皆さん一人ひとりが、 いよいよ、その真価を発揮する時代に入った。  大切な諸君に、いかなる嵐が襲いかかろうと、私は、わが全生命を捧げて、 暗夜(あんや)の灯台のごとく希望と勇気の光を送り続けていく。  私は心から祈りたい。  諸君の誉れ高き人生の勝利を!  勇気をもって、人生航路を全部、乗り切っていくことを!  栄光輝く人生を!  「わが人生は最高だった」「素晴らしい人生だった」と言える、諸君であっ てください!最後の最後まで!  そして「一生涯、健康であれ! 」「病魔になど負けるな! 」と、私は強く 強く祈っている。  終わりに、全員で叫びたい。  敬愛するハノイ国家大学、万歳!  わが創価同窓、万歳!  きょうはありがとう!  いつまでもお元気で!  何ものにも負けないで!  お父さん、お母さんを大切に!  また、お会いしよう! (大拍手)                   (2005・9・18)