月刊
98パンフレットマガジン

2003年4月,5月,6月号(第六十四,六十五, 六十六合併号)

 ここでは僕のコレクション(ちょっと変わってるかも)、PC-9800シリーズの宣伝用パンフレットを掲載していきます。もし、「この機種のパンフレットが見たい!」というご要望があれば、僕が持っているものに限りご要望にお応えして掲載したいと思います。ご要望の方はメールでお願い致します。

★★ 月刊98パンフレットマガジンバックナンバー ★★★

 


2003年7月,8月,9月号(第六十七, 六十八,六十九合併号) 次号予告

懐かしの名機シリーズNo.34(98NOTE特集 第14回目)

オペレーティングシステム特集(第5回目)



 98mateXシリーズの第一弾にPC-9821Xe10を追加ラインナップした時のパンフレットです。
 今回は特にチップセット等の大幅な仕様変更は無く、新たに
AMD-486DX4(100MHz)を搭載した廉価モデルであるXe10の追加が行われただけでした。実はXe10は同時期に登場した最後のPC-9801、PC-9801BX4と同じベースであり、そのBX4をベースにした事で廉価なWindowsモデルという、ある程度の注目を浴びましたが、時代はすでにPentiumの時代に突入しており、Xaシリーズの方が売れ、残念な事にXe10は在庫処分モデルとしてよく店頭で見掛けました。


 98mateXシリーズの第一弾にPC-9821X a12を追加ラインナップした時のパンフレットです。
 今回も特にチップセット等の大幅な仕様変更は無く、XaシリーズにPentium120MHzモデルの追加が行われただけでした。しかし、Pentium120MHzは100MHzより2割もアップ(現在の3GHzだと3.6GHzって事ですね)している為、デスクトップでありながらハイパワーという、パワーユーザーからは注目を浴びたモデルでした。但し、ベースクロックが60MHzなので、マニアックなユーザーからは見放されているモデルと言え、マニアの本命(改造目的の為?)は133MHz、166MHz、200MHz等のベースクロックが66MHzのモデルでしょう。


 98mateXシリーズ第四弾は、現在でも絶大な人気を誇るPC-9821Xv20,Xv13,Xa16,Xa13,Xc13、いわゆるW型番(Xc13を除く)と呼ばれるシリーズです。
 第三弾と比較すると、もちろん標準搭載のメモリやHDDの容量がアップしたのは当然ですが、98ユーザーが注目する最大の特徴は、CPUソケットにSocket7が採用され、チップセットに430HXを搭載し、Pentiumプロセッサを搭載したPC-98の中でも最高性能を誇る事です。また、PCIバススロットもタワー型は3スロット、デスクトップ型は2スロット搭載している為、PC-98の中でも拡張性が有る事も特徴となります。実際、CPUをMMXPentiumやK6シリーズに換装する事が可能(下駄等を使用)なので、高性能なPC-98を構築する場合には、Celeronを搭載したRaシリーズかW型番を使用する事が当たり前となっています。余談として、メルコ製のCPUアクセラレータである「HK6-MS600P-NV4」を使用すれば、無改造で600MHzを実現する事が可能となります。ちなみに、Xc13は前機種であるK型番のデスクトップモデルをオールインワンモデルにしただけです。


 98mateXシリーズの第四弾にPC-9821Xa20とXc1 6を追加ラインナップした時のパンフレットです。
今回は特にチップセット等の大幅な仕様変更は無く、XaシリーズにPentium200MHzモデル、Xcシリーズにタワー型モデルの追加が行われただけでした。特に98ユーザーを惹きつける目新しい事は有りませんでした。


 98mateXシリーズ第五弾は、Xv シリーズ、及びXaシリーズは従来と同じ仕様ですが、Xcシリーズに関しては仕様の大幅な変更が行われました。
 従来のXcシリーズは、K型番(R型番)のマザーボード(チップセットや回路)と同じ仕様でしたが、今回のXcシリーズは同時期の主力シリーズであるVALUE STAR(MMX搭載の通称”青札”)と同じ仕様、つまりMMXPentium&430VX&SDRAM搭載となり、PC-98の中では最新設計となるマザーボードが搭載されました。もちろんUSBインターフェイスも搭載し、VGAもGD-5446が搭載され、VALUE STARやXvシリーズ程ではないにしろ、Xaシリーズよりは描画が高速なものが搭載されました。ちなみに、この第五弾が最後の98mateXシリーズ(継続販売されたXa20とXa200は除く)となりました。


毎月22日頃に随時更新していきます。今後の予定として、商品の発売順に掲載していく予定です。お楽しみに!