月刊
98パンフレットマガジン

2002年7月, 8月,9月号(第五十五,五十六,五十七合併号)

 ここでは僕のコレクション(ちょっと変わってるかも)、PC-9800シリーズの宣伝用パンフレットを掲載していきます。もし、「この機種のパンフレットが見たい!」というご要望があれば、僕が持っているものに限りご要望にお応えして掲載したいと思います。ご要望の方はメールでお願い致します。


NEC PC98-NX特集(第 6回目)


 PC98-NXシリーズのモバイルノートシリーズとなるmobioNXシリーズ。TFT液晶モデルがラインナップに追加された時のパンフレットです。
 CPUにMMXPentium120MHz、メモリ32MBを搭載し、既存モデルの6インチ640×480ドットSTN液晶モデルと、新たに同スペックのTFT液晶モデルが 追加され、2モデルのラインナップとなりました。当時最新のNXシリーズという事なので、他のシリーズの様にUSB、ACPI、CardBus等、最新技術装備の小型マシンかと思いきや、ACPI未対応、CardBus未対応、USB非搭載と、NXシリーズとは思えない異端シリーズでした。


 PC98-NXシリーズのモバイルノートシリーズとなるmobioNXシリーズ。Windows98が搭載された時のパンフレットです。
 Windows98の搭載と同時に前モデルよりCPUが大幅に強化され、MMXPentium200MHz、メモリ32MBを搭載し、 プリインストールされているアプリケーションにより4モデルがラインナップされ、全モデルにTFT液晶が採用されました。また、HDDも当時のモバイルPCとしては大容量の2.1GBを搭載していた為、かなり意欲のあるラインナップに仕上がりました。
 ところが結局、mobioシリーズは数ラインナップ(数年間)は登場しましたが、今回のモデルを最後に2003年現在、新モデルは登場していないので、事実上消滅してしまいました。他社製品(ずばり東芝のリブレット やカシオのカシオペアシリーズですね)に勝てなかったという市場競争の結果でしょう。


Intel  マイクロプロセッサ特集(第1回目)


 世界で最も有名なマイクロプロセッサと言っても過言でないPentiumプロセッサのパンフレットです。
 クロック周波数のラインナップは最終的に60MHz〜200MHzでした。ちなみに、この高性能なPentiumプロセッサがPCの普及を加速させた要因となったのは紛れも無い事実です。


  マルチメディア拡張命令のMMXテクノロジを搭載した、MMXテクノロジPentiumプロセッサのパンフレットです。
 クロック周波数のラインナップは最終的に120MHz〜300MHzでした。MMX拡張命令は、現在のWindowsアプリケーションで使用していないものはほとんど無い状況まで普及した拡張命令です。


  Pentiumのブランドを今後とも継続していく事が確かになったPentiumIIプロセッサのパンフレットです。
 PentiumIIプロセッサはサーバー用のPentiumProプロセッサにMMXテクノロジの付加と16bitコード処理の改善を行ったものです。クロック周波数のラインナップは最終的に233MHz〜450MHzでした。


 マルチメディア拡張命令のSSEを搭載した、PentiumIIIプロセッサのパンフレットです。
 クロック周波数のラインナップは最終的に450MHz〜1.4GHzでした。SSE拡張命令は、ゲームやMPEG編集などの負荷の高いアプリケーションで使用されているもので、ライバルのAMDも自社の3DNow!拡張命令では太刀打ちできないとし、AthlonXPプロセッサで搭載する程、普及に勢いがある拡張命令です。


  2003年現在、パソコン用の主力CPUとなる、マルチメディア拡張命令のSSE2を搭載したPentium4プロセッサのパンフレットです。クロック周波数のラインナップは1.3GHz〜現在に至るです。SSE2拡張命令は、ストリーミング やリアルタイム処理など、データ量が膨大であったり即時処理が必要なアプリケーションで使用されているものです。SSE2もライバルのAMDが将来の普及に備え、次期CPUのOpteronプロセッサやAthlon64プロセッサに搭載される予定です。