毎月の伝票作成手順書

 毎月の経理伝票は、現金、当座預金、普通預金、支払手形、受取手形、売り上げ金額、仕入れ未払い金額、

の7項目について、それぞれの科目の伝票を作成することになります。その手順は次のとおりとなります。

現金取り引き関係

1.現金で支払をしたり、現金で受け取った場合(小切手で受け取った場合を含みます。)の、出金伝票または、

入金伝票を書きます。振替伝票で書くこともできます。毎日の取り引きですから毎日書いてください。

但し、小切手で支払をした場合には、2.で振替伝票を書いて下さい。

当座預金の取り引き関係

2.小切手帳の耳を見て、1日から末日までの振替伝票を作成します。1ケ月まとめて作成して構いません。

3.当座預金の照合表をみて1日から末日までの自動引き落とし、手形の引き落しなど、小切手の振出しでない

ものを探して、振替伝票を作成します。

4.当座預金の照合表をみて1日から末日までの当座預金に振り込まれた金額をさがして、振替伝票を作成します。

 ※現金や小切手を当座預金に預け入れた時は、1.で伝票を作成済みですから、作成の必要はありません。

ダブらないよう注意して下さい。

普通預金の取り引き関係

5.普通預金の通帳を見て、1日から末日までの普通預金の入金及び出金した内訳の振替伝票を作成します。

 ※現金や小切手を普通預金に預入れた時や現金を引き出した時は、1.で伝票を作成済みですから、作成の必要は

ありません。

受取手形の取り引き関係

6.受取手形は、受け取った都度、振替伝票を作成し、記録してください。

7.受取手形をそのまま支払に回した場合も、その都度振替伝票を作成し、記録してください。

支払手形の取り引き関係

8.支払手形の耳をみて、1日から末日までの支払手形の、振替伝票を作成します。

この場合は、1ケ月まとめて作成しても構いません。

売り上げ関係

9.当月の売り上げ金額を、請求書の控えまたは売り上げ帳を見て、売り上げの合計金額を当月の売掛金として

振替伝票を作成します。

仕入れ、未払い関係

10.当月分の仕入れ金額の請求書や、当月分の経費の請求書を見て、買掛金や、未払金の振替伝票を作成します。

以上 1から10までを毎月繰り返すことで経理の伝票を作成してください具体的には、経理伝票の書き方を

参考にしたり、前月の仕分け伝票を見ながら伝票を作成してください。




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