046  イタリア人の考え方        平成17年01月29日

   大前研一通信なる雑誌をスタートした頃から購読していますが、最近のメッセージの中に、50歳からの人生を実りのあるものにするための提言がありその中で

「日本人は将来への備えはせっせとしても、論理的に考えていない場合が多い。たとえば、イタリア人は、人生を楽しみ、蓄えを使いきって死ぬことを理想としているため、死ぬまでの計画をきちんとたてている。イタリア人が死ぬときは、貯金などはなくなっているのが普通だ。

これに対し、日本人は将来を心配するあまり、節約に節約を重ねたあげく、貯金、保険、年金の三重の備えをもてあまし、平均3000万も遺して死ぬ。たいては人生設計を論理的に考えていない。」

と述べています。考えてみると、まさにそのとおりだなぁと思います。

  ケチな考えかも知れませんが、やっぱり、自分のお金を全部使い果たして死ねたら良いのではないかなぁと思います。

  質素倹約を心がけながらも、人生を楽しむための支出は削らないようにするのが理想形なのではないかと思いました。