048  楽して儲ける 未来工業 山田昭男著     平成17年02月14日

  この本を読んで、衝撃的だったのは、就業時間朝8時30分から夕方4時45分までタイムカードなし、5時には、よっぽどのことがない限り誰もいない。

年末年始の休暇は19日間、ゴールデンウイークは10日間、夏季休暇は10日間,年間総労働時間1640時間。

 まさにフランスの企業なみの労働時間で、しかも、給料は他社よりもやや上を支払っていて、なおかつ業績が良いということです。

  何を作っている会社かと言うと、建物建設の時必ず必要とされる壁の内部に埋め込む電気配線用のスライドボックスなど業者向けの電設資材を販売しているようなのですが、本の題名のように楽して儲けているわけでは決してなさそうです。 

 工場のあちらこちらに「常にかんがえる」という標語が掲げてあり、他社の真似ではなく,常に独自のアイデアを製品に反映させ、作り続けてきた不断の努力の結晶として今があるものと思われます。
 
  当方自身の年間総労働時間は、今のところ2600時間程ですので、1000時間減らさないと未来工業に追いつきません。どうやって近づけるかを

               「常に考えよう」   と思います。