053 食べることについて考える 平成17年04月12日
昨日の雨で、たぶん花粉は飛んでないだろうと考えて、1ヶ月半ぶりに早朝ウォーキングを再開しまた。歩きながら聞いたラジオで、山本益博氏が食べることについての持論を話していました。
「おいしいものを食べる。」ということと、「おいしくものを食べる。」では1字違いだけれども、後者が大切。
食べること、当たり前に食べることが出来ることの有り難さ、大切さを毎日の食卓で考えることが大切。
心のこもった料理というのは、結局は、技術を磨きに磨いて造る料理のことではないか。職人としての技術を日々重ねてより良い物を作ることが、まさに心のこもった料理になるのではないか。母親が、毎日のお弁当を心のこもったものにするということは、毎日、毎日技術を磨いていくことが心のこもったお弁当になるのではないか。
ということでした。ここ数年、美味しい物を求めてグルメブームが盛んですが、美味しいものを求め続けるのも良いですが、普通のものを美味しく食べるということもまた大切と思いました。
ところで、妻は、長女の弁当を今日も作って中学校に行かせた様ですが、うっかり箸を入れ忘れてしまったそうです。心のこもったお弁当でも、やはり箸は忘れないほうがいいですね。