058  クールビズ                 平成17年07月03日

   日本人の特徴として、村社会とか、農耕民族という歴史的影響で、他人と似たように振舞う習慣があることが挙げられると思います。

   「他人とかけ離れたスタイルは目立ってしまうのでやりたくない」という人は当方も含めて、結構多いのではないでしょうか。

   こういう価値観を持っている人が多いなかで、政府が「クールビズ」と称してノーネクタイで閣議報告などしている光景は、暑がりの当方にとって、大変有りがたいことだと感じています。

   それは、ここ数年のことですが、毎年、7、8月は暑いので上着はもちろん着ませんが、半そでシャツでノーネクタイを決め込んでしまっていたからです。

   日本の夏の蒸し暑さは半端ではありませんし、モンスーン地帯なのだからネクタイなど締められないよと勝手に決め込んで、関与先に訪問するときもノーネクタイで勘弁してもらっていたのです。

   いままでノーネクタイはルール違反。ノージャケットは失礼。という固定観念のもと生きてきましたので、別にルール違反でも、失礼でもないんだよと、お墨付きをもらったような感覚がしています。

   夏の時期は、ノーネクタイ、ノージャケットで済みませんと言わなくて良い慣習が、定着してくれれば有り難いと思います。

   という訳で、今年だけでなく、来年以降も引き続き「クールビズ」を継続してして頂きたいと切に願う次第です。小泉首相ありがとうございます。