059  株式投資10年前との決定的違い        平成17年07月07日

   子供のころ織姫、彦星が1年に1度、天の川を隔てて再会するという物語で、7月7日の七夕だけ、天の川というのが見えるのだろうと思っていまして、よく7月7日に夜空を眺めた記憶ががあります。

   結局のところ、当日が雨だったり、 曇っていたりで、満天の星空を眺めたという記憶が残っていません。都会の子供の悲しい宿命なのかも知れません。

   ところで、今年から株式投資を始めまして現在半年ほど過ぎましたが、バブルがはじけたころにかなりの損失を被っているにもかかわらず性懲りもなくまた始めたのには訳があります。それは、当時とは決定的に異なる環境が整ったということです。

  まず、当時、株の取引は、証券会社に連絡して、○○会社を○○株買ってくださいと電話で注文を出し、新聞の株式欄を見て売り時を見計らって売却の電話を入れて・・・という具合でした。その会社の株価がどのように推移しているかのチャートも、分厚い雑誌を買ってこなければ分からなかったりしたものです。

  当然、売買手数料も高かったので、頻繁に売り買いしていたら、逆に損をしてしまうといった状況でした。

  ところが、ここ数年のうちに、売買手数料は1回1500円とかですみ、インターネットに接続して、証券会社のホームページから、リアルタイムに株価を見ることが出来たり、アラート機能といって、株価が希望の金額なったらメールで自動的に連絡してくれる機能があったりと至れり尽くせりの環境となっています。もちろんチャートもすぐ見ることが出来ます。

  当方は、松井証券やマネックスビーンズ証券を利用していますが、買った株が今、いくらで、損得が瞬時にわかり、売ったり買ったりが、パソコンの前で画面をクリックするだけで可能となっています。上記2社の証券会社しか利用していませんが、どちらかというと、マネックスビーンズ証券をメインに利用しており、こちらがお勧めです。

  100万ほど定期預金にしていたものを先日解約して1年で280円程の利息が付いていましたが、あまりのばかばかしさに、腹も立てられません。当然、株式投資に利用しようと今考えています。

   毎日売買するということはとても出来ませんが、月に1−2回の売買で、収益をあげるようがんばってみようと思っています。

   半年やってみて、値下がりしてしまった株もありますが、その損失を入れても現在10万以上は黒字となっています。配当金ももらえますし、少なくとも定期預金の利息よりは十分良い投資と思っている今日このごろです。