060 ロンドンのテロ                  平成17年07月14日

  ロンドンの地下鉄とバスに自爆テロが発生し、今少しずつ全容がわかり始めていますが、実行犯の3人がイギリス人ということのようで、今まで犯罪暦もなく普通にしていた人間の犯行だったようです。

  黒幕に洗脳された犯罪暦のない市民が、黒幕が製造した爆弾を背負って地下鉄の中でそれを爆破させ自爆したのではないかと推理してみました。洗脳ということが当っているかどうかはともかくとして、犯罪暦のない市民が実行犯であったという事実とそれを実行させた人間がいることは間違いがなさそうです。

  このような場合、いくら最大限の注意を払ったとしても、全く防ぎ様のないものと思います。普通に生活し、普通に働いている一市民がある日突然にこのような行動を起こそうと考えたら、爆弾さえあれば当然に可能だからです。

  犯罪とは違いますが、自殺することもある意味、やろうと思えばやれるわけですから第3者が止めることは出来ません。

  テロが起きたとき、テロを何とか起こさせないようにするにはどうしたら良いのかということをいつも考えますが、今回の事件の場合、黒幕を見つけ出して逮捕することが第一ですが、仮にそれが出来たとしも次なるテロが起きないかというとそんなことはないと思います。

  人類が生存している限り、テロはなくならないものと思います。テロはなくならないですが、それを少なくすることは可能です。要するにテロを起こす原因となっていることを一つ一つ取り除いていくということです。

  簡単に言えば、喧嘩をやめること、貧困をなくすこと、などが考えられますが、 「言うはやすし行うは難しです。」