075  税務調査             平成17年11月07日

  先週の3日間ほど当方の関与先に、法人税の税務調査があり、そのうち、1日半ほど調査に立ち会いました。

  一部売上げもれなどがあり、修正申告をすることになったのですが、いろいろと交渉しながら、結論として、当方がうっかり経費に算入しなかった科目については減額をしないで、ただ該当の事業年度では、売上げ漏れなどの加算項目のみを加算して、追加税額を納税するという決着になりました。

  当方のチェックもれで経費に算入しそこなった項目については、結局次の決算期で戻せばよいでしょう(改めて経費にする)ということになったのです。

  上記の処理だけをとらえてみると、きわめておかしな決着なのですが、そこに至る過程で、当方にも弱い部分があったため、妥協することになったのですが。

  ほんの少しでも、税金を戻す処理(今回で言えば減額をすべき部分)は、あたりまえですが、嫌がられるんだなーと、つくづく思いました。

  それと、反省点として、日ごろの関与先とのコミュニケーションは大切だなぁと思いました。たくさんコミュニケーションがあったら、ふとしたことで気づき、妥協せざるを得なかった弱い部分も事前に改善出来て、こんな変な決着にならなくて済んだのではないかと考えたからです。

   ただ、今回指摘された弱い部分というのは、何年も気が付かなかった事でしたのでコミュニケーションだけでなく、日頃からポイントを質問することが大切であるということも感じました。

   以上反省点2つ。まだまだ修行が足りないと思う今日このごろです。