080  耐震基準以下のマンション    平成17年11月24日

  先週からニュースで話題となっている、インチキな構造計算で建築された、震度5程度で損壊しそうな建物のうちの1棟が、当方のすぐそばの扇橋2丁目にあります。どこかの協会で、駅に近くて、安くて、広いとうポイントで優良物件とされていたとか。

  建築主は、ヒューザーという会社のようですが、当方も新聞の折込チラシをみて、100u以上で3000万円台でかなり割安感がある建物だなぁと感じていました。

  もし住宅を新規に買おうというタイミングだったら、間違いなく購入候補にしたと思います。今はもうすでに住宅をローンで購入済みですので、買わずに済んで運が良かったというわけです。

  但し、今住んでいる建物を購入するときに、構造計算はしっかりしているか、鉄筋は大丈夫かなど全く調べもしないで購入していますので、自分のは絶対大丈夫かどうかは不明ですが。

  ところで、震度というのは、0から7までの基準があって、全部で10段階であるということを今回はじめて、認識しました。

  ちなみに震度は、0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7

  なのだそうです。昨年の新潟の中越地震で川口町がこの最大の震度7だったとうことです。当時、全壊した建物はわずかだったと思います。雪国で柱などが太く地震に強い建物が多かった聞いています。

  大きな地震が起きたときに、たまたま地震に弱い建物の中にいて、災害に合ってしまったら、運が悪かったとあきらめるしかないとは思いますが、はじめから地震があったら壊れる可能性が大きな建物には誰だって住みたくありませんよね。

  今回の欠陥建物を購入した人は、当然の権利として解約して建物代金を返せと主張出来ますが、建て主に支払い能力がなければ泣き寝入りという訳で、その場合ただただお気の毒としか言えません。

  建物のような大きな買い物をするときは、
さくら事務所http://www.sakurajimusyo.com/  のような建物の鑑定会社に手数料を支払ってでも事前にチェックをしてもらえば安心と思います。