098   オウム裁判控訴棄却    平成18年03月28日

  オウムの松本被告の控訴が東京高等裁判所で棄却されたとのニュースがありました。

  弁護士は、裁判を長引かせようとの戦術だったようですが、裏目に出てしまったようだとの解説もされていましたが、被害者サイドからすれば、とてもすばらしい弁護士たちだと、評価されないでしょうか。

  なぜなら、控訴に関する書面を期限までに提出しないことで結果として高等裁判所、最高裁判所まで審議をすっ飛ばして、東京地方裁判所の審議だけで終了する可能性が出てきたからです。

  まだ、今回の東京高等裁判所の決定を、不服として最高裁判所に訴える見込みのようですが、最高裁判所が高等裁判所に軍配を挙げれば、まだ何年もかかりそうだった話があっという間に解決する訳で、もしもそういうことになったとしたら、結果OKではないでしようか。

  当方としては、弁護人に拍手したい心境です。