111 人は見た目が9割 竹内一郎著    平成18年08月15日

  表題につられて読んでしまいましたが、要するに「言葉以外の要素のほうがより多くの情報を伝達しいてる」ということで、人が他人から受け取る情報の割合は、アメリカの心理学者アルバート・マレービアン氏の実験結果によると、

1.顔の表情          55パーセント
2.声の質、大きさ、テンポ  38パーセント
3.話す言葉の内容       7パーセント


  話す言葉からは、7パーセントということのようです。

 どういう実験でそういう結果になったのかは知りませんが、話言葉から7パーセントは極端としても、他の部分で影響を受けることは事実と思います。

  顔色、服装、姿勢、態度などなど見た目の部分が5割、声の大きさ、元気度、力強さが1割、言葉は4割あたりが当方としては妥当な割合かなぁなどとも思いますが、人それぞれだろうと思います。

  言葉以外のコミュニケーションがノンバーバル・コミュニケーションと呼ばれる領域のようですが、確かに、ノンバーバルな部分は、相対して話をすると、多くのことが分かります。

  人は、外見だけで判断してはいけないと昔から言われていますが、取っ掛かりは外見ですから、外見も大事にする必要はあると思います。

  バーバルコミュニケーションの究極は、E-mailだと思いますが、やはりメールの言葉では、伝えたいことの50%しか伝わらないということがしばしばあります。

  会って話す、電話で話す、メールで伝える。という場合、それぞれの特性をわきまえながらコミュニケーションを図ることが重要と考えています。