118  安倍政権のファジー    平成18年10月03日

  安倍政権が誕生していろいろと論戦が始まりましたが、なかなかおぬしやるなぁと考えていることの1つが、靖国神社参拝問題です。

  小泉首相時代は、靖国神社へ行くことがなぜ悪い。という立場で、中国、韓国などから「行くな、行くなの大合唱」でしたから、「行くのか、行かないのか」白黒つけるべきだとの議論が正当視されていました。

  これに対して、

  イエスかノーの答えとして、第3の選択肢として、「行くのか行かないのか宣明しません。」という回答をしました。

  行くのか行かないのか言いません。と言っておいて、当面参拝に行かなければ、中国や韓国の顔もたち、国内においては、行きませんと宣言した訳ではないので、中国や韓国のいちゃもんに屈服したことになりませんので、最適な回答ではないかと考えた訳です。

  靖国神社参拝は、首相を辞める頃や辞めた後に参拝すれば良いことで、別に毎年1回以上参拝をしなければならない問題でもないと考えます。

  すべてが、綺麗に整理整頓されていると気分が良いですが、ときには、ファジーのまま、ズーーーーーーと先の先までファジーということも世の中にあってよいのではないかと思う今日この頃です。

  一生、さらに死んだ後もファジー。ということもあってもいいかも知れません。

  税の世界でも、触れてほしくない部分は、ずーとファジィが良いこともあります。