120  人生は、ギネスブック?    平成18年10月05日

               アキラ 
  昨日、日本人の原口證(60)さんという方が、円周率の暗唱に、16時間30分かけて10万桁を達成したというニュースがありました。

  現在、ギネスブックに申請中とのことですが、快挙です。

  円周率を暗記する。ということ自体は、無駄なことと思いますが、衣食住が満たされれば、あとは文化の出番となりますから、人類は、あらゆることに挑戦をするようになり、ギネスブックに載るようなことを目指して、あらゆる無駄なことにチャレンジしているのではないでしょうか。

  10万桁をどのようにして何年掛けて暗唱したのか知りませんが、ご本人のホームページには、相当な努力をして記憶したのではなく、楽しく続けられたことがポイントなのだそうです。

http://www.worldrecord314.com/

  暗唱すること自体は無駄なことでも、ものすごい桁数を覚えたことに対しては価値があるものと思います。まず普通の人では出来ないことですから。

  人生はまさにギネスブックのように、何かに挑戦して(それが全く無駄なことだとしても)、それを達成すること自体に意味を見出すことなのだと思います。

  そう考えてみて、自分自身のギネスブック的な挑戦項目は何かとふと顧みますと「ないなー」となります。とてつもないことには何も挑戦しないで、人生が終わってしまう可能性が高そうです。

  ささやかな小さな挑戦をコツコツとやるのが良さそうです。