132  豊田泰光さん      平成19年01月11日

 今日、税理士会の新年会があり、午後は元西鉄ライオンズの豊田泰光さん(72)の講演をお聞きしましたが、なかなか面白い話でした。

 イチロー選手は、当初、日本では振り子打法で、体がホームベースに対して3−40センチ移動してバットを振っていたが、速い球が打てないことが分かってから、体を振らなくなったこととか、

 今の監督は、ベンチに入ったとたん、威張り腐ってしまい、1球1球、選手にああしろ、こうしろとサインを送り、すべて自分の思い通りの指示の出し放題ということで、いい監督がいないと嘆いていました。

 豊田さんが現役選手のころは、三原監督だったそうですが、「なんとかせい」の一言で、選手を信頼して、任せたそうです。

 一流選手が監督に、次はどうしましょうといちいちサインどおりロボットのように動くとしたら、やはり勝てる試合もダメにしてしまうような気がします。

 中日の落合監督は、結構選手には好かれていないようだとか。中畑は、オリンピックで監督に向いていないことをアピールしてしまったので、巨人の次期監督にはなれそうも無いのではないかとか。

 また、豊田さんは、美味しいものを奥さんと食べたいねと話し、京都まで新幹線で往復して食べに行くこともありますとのことでした。

 多少はお金もかかりますが、資産を残すつもりも無いので、好きにしているとのことでした。

 当方も、そういうことが気軽に出来る領域に達することが出来ればいいと思いますが、なかなか難しそうな気がします。