136 社会主義国のような保険料 平成19年03月26日
19年4月から、社会保険料の改定があり、従来健康保険料は、
9万8千円から98万円までの範囲で保険料を徴収していましたが、
改正では、6万3千円から121万円までの範囲で保険料を徴収する
ことになりました。
従来給与が120万円の人は、健康保険料は月々98万円の約4.7%
の46.200円程ですみましたが、4月分からは56.800円程となります。
所得の大きい人からは、たくさん健康保険料を徴収しようというものです。
一昔前は、高額所得者は、国税と地方税で93パーセントという時代があり
まさに社会主義国のような課税体系のときがありましたが、現在では、50%
となったので税金は資本主義国並になりましたが、どっこい、社会保険料は
じわじわと、社会主義国のような、徴収体系になってきたようです。
高額所得者は、それなりに、負担能力があるので、止むを得ないかも知れま
せんが、保険料の無駄遣いだけは、しないでほしいと思う今日この頃です。