148 悲しい出来事 平成19年08月12日
2−3日前の事ですが、当方の知り合いの女性から電話があり、
東京に来たので、相談出来る時間がありますかとのこと。
彼女は、13年ほど前に秋田の大潟村の農家に嫁いで、小学校5年生を筆頭に
3人の子供を育てながら、日夜明るく楽しく暮らしていた訳なのですが、
話を聞いてみると、今年の4月に、夫が、田植えを終えて、ひと段落したところで、
自殺してしまったのだそうです。別に、借金苦でもなんでもなくて、ただ、
「百姓はもうやりたくない、疲れた」
というような理由で、発作的に自殺してしまったようなのです。
うつ病の典型的なパターンかも知れませんが、残された彼女にしてみれば
晴天の霹靂。最愛の夫の死で、泣き暮らしていたようです。
夫の死後には、子供3人と夫の母親が残され、これから自分はどうしていこうか
との相談でしたが、ある程度考えがあるようで、確認の意味も含めて、
東京に出てきて、多くの知り合いに、いろいろと相談したようです。
根っからの明るい性格の彼女ですから、きっと新しい道を進んでいけるものと
信じていますが、
ほんと、世の中いつ何が起こるか分からないなぁと感じる今日このごろです。