2007.10.09  お金がなくても平気なフランス人
            お金があっても不安な日本人   吉村葉子著

今朝ウォーキングの時に、昨晩録音しておいた講談社のラジオブックスの

上記のエッセーの朗読を聴きましたが、お国変わればなんとやら、

国際結婚の夫婦で、妻が日本人、夫がフランス人のケースで、

妻が、お肉を焼いたフライパンを熱いうち綺麗に洗ってしまった時に大喧嘩

となったというエピソードがまとめられていました。

なぜ大喧嘩となったのか、日本人であれば、この場面ではまず喧嘩になることは

ないと思いますが、フランス人には、考えられない大バカ者のすることになるそうです。

なぜかというと、フランス人にとって、肉を焼いたあとのフライパンの上に残った肉汁は、

それにワインなどをかけてソースにしてかけたりする最高の汁になるからだそうです。

フランス人は、肉や魚を焼いた後のフライパンに残ったエキスは、最高のソースなのだ

そうです。野菜などを茹でた茹で汁も、そのまま棄てずに、パスタを茹でるときに利用したり

しているとのことでした。

習慣の違いだなぁと思う反面、フランス人のこの考え方は、結構合理的かも知れません。