2007.11.12   ジョニー君 秋葉原の路上にて   

 昨日の午後、自転車で秋葉原まで行ったのですが、駅前のラジオ会館の中を

ぶらぶらしていて驚いたのは、ラジオ会館なのだから電化製品オンリーと

思いきや、アニメのキャラクターやら、フギヤーやら、そんな商品を販売してる

店が、電気製品を売っている店より多い感じだったことです。


  夕暮れの帰り際に、駅前の路上で人だかりがあったので、野次馬根性で、何かと覗いたら

紙の人形が、ピヨンピョン跳ねていて、テキヤのお兄さんが、「ジャンプ」というと飛び跳ねて、

「ダーン」とピストルを撃つしぐさをするとばたっと倒れ、「お辞儀」と言うと前にお辞儀し、

英語で「スタンドアップ」と言うと立ち上がるのです。この人形の後ろには、黒いテープが貼られていて

何やら、センサーなのかなぁと思わせるものがありました。

  1枚1000円で販売していたので、思わず買ってみようかと考えましたが、

テキヤのお兄さんが、「マジック」、種明かしは、商品の中に書いてありますというので、

「マジック」という言葉でその場で購入するのは思い留まり、自宅に戻ってネットで調べてみましたら、

仕掛けが分かりました。





要するに、この人形のどこかに、目に見えないほどの糸を付けて片方の糸はバッグなどに固定し

反対側を相棒が引っ張っていたということなのだそうです。

誰かが引っ張っているということに気がつけば、何のことはないのですが、テキヤのお兄さんと

この人形だけに、目を奪われていたので、相棒には全く気がつかなかったわけです。

ジャンプしたり、空中に浮き上がったり目の前で見せられると、ほんとにだまされます。