2007.12.11  ランチェスター 弱者必勝の戦略 竹田陽一著

  2−3年ほど前に購入した文庫本ですが、再度読み返してみました。

  弱者が強者に勝つための15の原則です。

  経営の参考に目次を列挙します。


1.弱者は自分の仕事に情熱を持ち、熱意に満ちて行動すべし

2.弱者は強い会社との競合を避け勝ちやすき場面を選ぶべし

3.弱者は全体発想を避けて要点を細分化し攻撃目標を明確にすべし

4.弱者は力の分散を避け重点主義に徹すべし

5.弱者は一人でも多くの客を作るため総力の七割を投入すべし

6.弱者は長時間労働に徹し必勝の12時間、圧勝の14時間を投入すべし

7.弱者は管理と計画のため投入時間の三割を配分すべし

8.弱者は7時30分より仕事を始め行動計画を立てて効果を高めるべし

9.弱者は休日の三割を戦略計画と社員研修に投入すべし

10.弱者は「やる前評論」を避け現場主義と体験学習を重視すべし

11.弱者は重装備発想を避け軽装備と自由度の高さで勝負すべし

12.弱者は安易に人の力に頼らず独自路線を開発すべし

13.弱者は移動時間の多い広域戦を避け局地戦販売を重視すべし

14.弱者は間接戦を避けて客を特定化し最終利用者に接近すべし

15.弱者は一日30分のお客様時間を作り得意先の発展と利用者の

   幸せを祈り感謝を態度で示すべし


中小企業が勝ち抜いていくための戦略としてどれも重要ですが


  1.長時間労働   2.接近戦  3.得意先への感謝


    がベストスリーでしょうか。