2008.02.28  生きているだけでだいたいOK  マギー司郎著

  おしゃべりの奇術で有名な、マギー司郎氏の自伝です。

子供のころ、9人きょうだいの7番目で、“貧乏の最果て”で、

 裕福な家庭が土手に捨てたゴミから、りんごの芯を持って帰って

洗って食べたとか、すごいことが書いてあります。

 16歳のとき家出して、東京に出てきて、そのうちストリップ劇場で

15年間マジックのステージをこなしたりして、苦労の末に今があるようです。


「みんなと同じじゃなくていいんだ」

「人に迷惑をかけずに、今月も家賃と光熱費が払えて、人にお金を借りることも無く
ご飯が食べれた」というのが喜び。

「自分のダメなところ、かっこ悪いところを正直に語っているうちに、お客さんのうけも

よくなったの」  


 淡々と語る中に、幸せの定義が見えてきます。

 生きてるだけでだいたいOKは、いきてるだけで、だいたい幸せ。

と言い換えることが出来るかも知れません。