2008.08.07 「心の傷」は言ったもん勝ち 中嶋聡 著
最近やたらに出現している「心の病」として、うつ病、PTSD、パニック障害、
不安神経症などなど、やたらにそういう病名で「心に傷を受けた」と宣言した者が
同情され、過剰に保護される。そんな現代の社会現象を、精神科医の著者が
問題提起した本のようです。
確かに、極端に心の病が最近多すぎるような気がします。社内でちょっとした
一言に「もう我慢できません」「セクハラで訴えます」とかいった事案が山ほど出現
してきているような気がします。
単に、昔もあったけれど、相手にされなかったことが、今なら大きな問題になって、
相手にされるようになったということかも知れませんが、
ものには、加減というものか゜あり、行き過ぎはやはり修正されるべきと思います。
すべてが、言ったもん勝ちの事案とは考えませんが、やはり、診察する医者が、
患者の言葉を鵜呑みにせず、注意深く、患者の様子を確認する必要があると思います。
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