雑   談





2009.01.22   埼玉県知事の上田清司氏の講演

  昨日、埼玉県知事の上田氏の講演をお聞きすることが出来ました。

○ 4度落選した時に気がついた。朝晩駅頭に立って、演説することは、誰でも出来る。
  誰も出来ないような努力をしたのかと。朝から晩まで徹底的にやったのかと。
  超人的な努力が不足していたと悟り、5度目に衆議院に当選できた。

○ 行政で一番大切なことは、現状の把握。事実、トレンドが分かれば、それを改善すれば良い。

○ 役人の一番得意なことは「やったふり」をすることだ。

○ 真っ先に、役人の天下りを廃止した。それでも何も困らなかった。

○ スピードが必要。1週間係ることは2日で仕上げる。

○ 犯罪が増加傾向にあったが、警官を増やせないので、地域ボランティア、パトロールを
  どんどん増やした。そうしたら、空き巣、窃盗事件が激減した。泥棒が一番嫌がる、地域
  パトロールが奏功した。

○ 不登校の地域別割合をグラフで見て分かるようにした。不登校の割合の多い地域はそれを
見て自分のところが悪いということを始めて知り、子供が声を掛け合って登校したり、
担任の教師が家庭訪問するなどの対策を取ったことによって、改善された。

○ 交通事故死が多い場所に予算を重点的に付け、事故が起こりにくくすることで、事故率を
改善した。


 などなど、次から次へと改善、改革を実行されている様子がよく分かりました。

 今2期目で、3期まででやめるとのことでしたので、やめた後は、是非東京の知事も

やっていただきたいものと思いました。


プロフィール

上田 清司氏(埼玉県知事)昭和23年5月15日、福岡県福岡市まれ。
昭和46年法政大学法学部卒業。昭和50年早稲田大学大学院政治学研究科修了。
昭和51年新自由クラブ立党に参画。昭和55年より衆議院選に挑戦。
4度落選するが、不屈の闘志で5度目に初当選。平成12年3期連続当選。
平成15年埼玉県知事に
当選。平成19年8月再選。














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