2010.09.03   志 (こころざし) を高く         孫正義

 先日、カンブリア宮殿という番組で、ソフトバンクの孫正義氏がゲスト出演されて、

スタジオに集まっていた高校生に、「世界一おいしいパンケーキを作る」ということでも

なんでもいいから、大きな夢を持ってほしい。志を高く。というコメントをしていました。

 人間あっという間に年を取ってしまいますので、ただ漫然と生きてしまうとあっという間にあの世

行きということにもなりかねません。

 夢があれば、夢の実現に向けて、行動していくので、きっといい人生になるはずだと思います。

確かにそうだなぁと思いますが、「高いこころざし」というものは一体どのようなこころざしなのかと、

ふと考えました。

 いろいろと考えた末の結論は、自分が生きていく中で、幸せに出来る人の数を最大にするという

ことが、高いこころざしの最終的に意味するものではないのかなぁということです。

  孫正義氏は、「通信のインフラを整備し、人々の生活を豊かにする。」というとてつもなく高い夢のもと

その実現に向けて突き進んだということなのかも知れません。他社との競争によって通信費も安くなり

多くの人が恩恵をうけているというのも、多くの人が幸せになっているものと思います。

  人にはそれぞれ能力に差がありますから、その人その人それぞれに合った高い志を持てばよいと

思いますが、すぐ実現可能となるような位置に設定せず、なかなか届きそうもない高い位置に、目標を

設定することが重要なのかも知れません。


  自分自身で反省してみると、高いこころざしが全く存在しないことに気づきました。

今からでも何か考えようと思います。 







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