020  フォトリーデンング ポール・R・シーリィ    平成16年3月21日

1秒に1ページを写真のように写し取り、その本の内容を把握する手法を
フォトリーデイングというそうです。この本を読んで確かに、そう言うことも
可能かもしれないと漠然と思うようになりました。
 但し、この本には、出来るようになったという感想、体験者の実例が沢山
紹介されていますが、当たり前ですが、出来なかった、全くだめだったと言う
人の感想が一人も書いてありません。おそらく、出来るようになったという
感想を書いた人と、挑戦したがだめだったと言う人の割合は、圧倒的に後者
が多いのではないかと思ってます。
 それでも、沢山の本を片っ端から短時間で読めるようになったら最高です。
本に書いてある事を実践してみようと今考えています。
参考に、どうすれば良いのかを次に、抜粋しておきます。

「無意識の状態でも文字情報を処理することが可能である。」
という考え方が前提としてあるようです。そのことを前提として

1.これから読む本をどういう目的で読むかの明確な目的を持つ
2.文書全体を調査する。本1冊について5分程度で全体をプレビューする
3.意識上では読んだ内容をほとんど認識出来ませんが、本を1ページ
1秒程度の速度で、ページ全体を頭の中に写し取るような感じで、精神を統一
して集中して右脳に情報を送り込む。
4.次に、脳をアクティベーション(活性化)させて、今フォトリーディングした本の
中で、興味が沸く部分を検索するためにその部分を探し出し、ざっと目をとおす。
5.ざっと目を通したときの「これだ!」と思う部分を拾い読みする
6.最後に、本の始めから終わりまで通常の読書や速読法に近い高速読書をする。
以上です。

3.で全く認識していない文章の中から、4.と5.を探し出す作業は、至難の技とも
思いますが、訓練で出来るようになるのかも知れません。
また、6.をやるなら1−5は無駄なようですが、訓練をすると、6.の高速読書は、
必要がなくなるケースが出てくるようです。
 読んだ内容が全くわからなくても、アファーマメーション(肯定的な暗示をかける)する
ことで、潜在能力を引き出し、脳をアクティベーションさせることで、本の内容を理解
出来るのだそうです。

 単なる、拾い読みになってしまう可能性が、当方にはありそうです。