026  バリアフリーについて考える   平成16年6月15日

先週の土日に、猪苗代の温泉に、高校時代の友人2人と行っててきました
が、友人のうち一人は、昨年の夏、脳内出血で倒れ、その後遺症で、右手
右足が、動かなくなり、1級障害者の手帳を持っていました。

  高速道路のドライブインでトイレ休憩するたびに、障害者用ブースに車を
とめて、その友人は障害者用トイレを利用しましたが、普段、障害者用トイレ
に、全く感心がなかったものが、この小旅行で、あちこちの障害者用トイレに
行きましたので、いろいろ勉強になりました。分かったことを列挙すると。

1.今回立ち寄ったすべてのドライブインに、障害者用トイレが、1人分あった。
2.障害者用トイレは、介助者も中に入ることが出来、車椅子ごと入れるように
  ゆったり(約2−3畳程度の広さ)していた。
3.中のかぎは、外から10円だまで開け閉め出来るトイレと、そうでないトイレが
  あった。
4.ほとんど、トイレは、未使用だったので、待たないで利用することが出来たが、
  一箇所、使用中だったので、杖をついて、4−5分トイレの前で待っていたら、
  中から、健常者が出てきたのには、いささかあきれた。
5.観光バスの止まるような、みやげ物店には、身障者用のトイレが完備されていた。

 各ドライブインにたった1人分の身障者トイレしかなかったので、少ないのではとの
イメージがありましたが、土日にもかかわらず、ほとんどが、空いていてすぐ利用出来た
ので、実際の需要は少ないんだなと、実感しました。

 逆を言うと、身障者があまり、外出をしていない実態があるのかとも思いました。
いずれにしても、バリアフリーのことについて考えるきっかけを得た週末でした。