027 うずらのたまご事件     平成16年06月22日

先日、某女子大の友人から聞いた話ですが、非常識な事を
結構、何の抵抗もなく、やってのける女の大学教授がいると
のことで、何かと尋ねたら

ある日の午後に会議があるので、昼食に
10数人分の冷やし中華を出入りの業者に注文したところ、
たまたま、その教授の目の前に出された冷やし中華にだけ、
うずらのたまごがのっていなかったのだそうです。

 そのため、その教授は、「なんで、私のだけにたまごがのっ
ていないのか」
と怒りだし、業者を呼べということになったそうです。
本当に呼びつけたのかと聞いたところ、本当に呼びつけたそうです。

業者は、大学は大切なお得意様ですから、あわてて中華用のスープ
皿に、うずらの卵を3つほど入れて、丁重にその先生にお詫びをしたそ
うです。

普通、うずらの卵一個のために、業者を呼びつけてクレームは入れない
と思いますが、閉ざされた環境に染まってしまうと、それが当たり前となって
何ら、おかしいと感じなくなってしまうのでしょう。一種、怖さを感じますが
如何でしょうか。