029 鯨の解体       平成16年8月10日

 長男(中3)の夏休みの自由研究の課題が、鯨の研究ということで、初めて鯨の解体を見学に行って来ました。
  場所は、千葉県の和田漁港です。鴨川の隣と言ったほうがピンと来ると思います。9日の夜9時30分頃自宅を出発して、到着が11時30分。車の中で3時間ほど仮眠して、朝の4時30分頃からの鯨の解体を見学しました。

 和田漁港では、26頭までが今年の捕獲可能枠のようで、この日は、24頭目。メスのツチ鯨でした。
 長さ10メートルほどの鯨ですが、7−8人程の人達で大きな、なぎなたのような道具を使い、ワイヤーで皮を引っ張りながら解体していく作業は、手馴れたものでした。

 赤みの肉は、一人5キロまでという制限付きながら、6時30分頃から販売され、1キロあたり2700円という値段で販売されていました。

 今年も、IWCでは、日本の主張したミンクくじらの捕鯨枠拡大は否決されましたが、比較的増加しているミンクくじらは、多少の捕獲は可能になってほしいものと考えています。
ワイヤーで皮を引っ張りながら、内側になぎなたのようなナイフで身と皮を分離している様子。
皮の部分をカットしたところ。
分厚い脂肪の部分。
解体が90パーセント終了したところ。
 ここまでで30分程度。
参考ホームページ 外房捕鯨  
http://bb.bidders.co.jp/kujira/whats.html