045   オルソケラトロジー          平成17年01月26日

  高校1年生になる姪が、昨年から、メガネをやめて、オルソケラトロジー
なるものを始めていたのを思い出しました。

  それは一体何なのかという事をお知らせします。

  このオルソケラトロジーというのは、夜寝るときに、コンタクトレンズの特殊
なものを装着して、朝起きたときにその特殊なコンタクトレンズを外すということ
をするのだそうですが、それをすることによって、寝ている間に,目の角膜部分
に、レンズの型を作ってしまうという方法のようです。

  ゆで卵の表面に模様の着いた型をずーと押していると、型を外したときに、ゆで
卵の表面に型の跡が残ることを想像して頂ければ良いと思います。

  要するに、寝ている間にそれを装着して、起きたときに外せば、起きている間は
角膜部分にレンズが出来ている訳ですから、メガネなしでも良く見えるというのです。

  ただ、角膜は弾力性があるので、型は大体1日で元に戻ってしまうので、毎晩
特殊コンタクトレンズを装着しなければならないようです。

  この方法だと、メガネが不要になるので、スポーツ選手などには最適です。
実行している本人の感想では、朝外すときに少し痛いのを我慢すれば、後は終日
メガネなしで過ごせるので快適とのことです。

  但し、寝るときに装着を忘れてしまった場合は、翌日1日中見えない訳で、そのときは
メガネにしようとしても、度が合わないのでメガネも使えないようなので大変だそうです。
1日中よく見えない破目になってしまうとのことですから長所だけではないようです。

  興味のある方は、研究してみては如何でしょうか。オルソケラトロジーという
キーワードで検索すると、沢山情報があります。