雑談その1−1
  僕のカミサンは顔から火が出たそうです。
 長男が、小学1年生のころです。それまで、

いつも行き付けていた地元の床屋を変えて、

ちょっと先に出来た料金が半額ほどの床屋へ、

数ヶ月連れていっておりました時のことです。

 たまたまその日は、安い床屋が休みだったため、

カミサンは、長男を以前の地元の床屋へ、つれて行ったのですが、

なんと!、その床屋に入ったとたん!

  長男は正直にも!

「今日は、安いほうの床屋が休みだったんで久しぶりにこっちに来たヨー」

と明るく挨拶してしまったのです。

頭を刈ってもらっているあいだ、カミサンは、ひたすら下を向いていたよ

うです。子供は正直ですから、気を付ける必要があります。

それ以来その床屋には行っていないのは言うまでもありません。