雑談その11 小さな実践の一歩から 鍵山秀三郎  平成15年12月19日記入

最近、表題の本を図書館で借りてきまして読みましたが、なかなか良いことが
書いてあり、大変参考になりましたので、その中で特に心に残った部分を紹介します。

掃除に徹底的に取り組むことで何か新たな発見や感じを得ることが出来る。
整理、整頓、清掃、清潔、しつけ。が重要。最後のしつけとは、習慣化すること。
会社周辺の掃除を40年以上やり続けている。それも、徹底して真剣に。
トイレの掃除を人生をかけて取り組んでいる。
トイレ掃除をとおして得られるものは
1.自分の心を磨くことにつながる。
2.気づく人になる。
3.謙虚な人になる
4.無関心でなくなり、感動する心になる。
5.感謝の心がわく
だから、一見無駄のように見えて、無駄ではない。やってみた人しか分からない。
誰でも出来る簡単なことを、誰にも出来ないほど続けてきた。凡事徹底。
ニューヨークは、徹底した地下鉄の落書き落としで、治安回復のきっかけが出来た。

志は、それを成し遂げる過程で、人を感動させ、幸せにするものでなければならない。
人の気持ちを悪くするような行為は絶対に避けなければならない。

際限のない欲望が不況を作り出している。物が潤沢に与えられても、満足せずに、不満
が膨張している。忍耐心の欠如、思いやりの欠如が悪循環になっている。
                                            以上


とりあえず、事務所のトイレ掃除を毎日やることにしました。(談)