殿方の描く花は厳しいものがありますね。花からの感じ方がご婦人と違うのでしょう。折角の可憐なコスモスの茎が濁っています。
毛質の良いところを探し出してみましょう。それは太い線も細い線も自在に引けることでしょう。それから「かすれ・滲み」があるのです。
毛筆の良さ・芸術性をみつけましょう。
(平成19年10月15日)