墨の濁りは無くなったようですが、筆に含ませる墨が穂先だけにあるようで、文字の墨の濃さが一様でないところが気になります。
墨は筆全体に含ませ筆に空気が入っていては穂先の切れが弱くなります。
このはがきは「太郎」ということのようですが「太郎」は基線と滲みがはっきりしないようです。あなたが何を表現したいかによってはがきを選択し、思う存分にあなたとはがきが一体になることを願っています。
(平成21年12月30日)