1999年11月10日(水)



朝の悲劇

昨夜、いつものように夜更かしをして4時をまわってしまい、慌ててベッドに入った。
物音を聞きつけた猫のハイちゃんが、ぼくの部屋に入りたがってドアをノックしながら鳴いていたので、とりあえずドアを少しだけ開けておいた。後は、自分で開けられるだろう。

ハイちゃんはいったん部屋に入ってきたが、すぐにまた出ていってしまった。ふだんは一緒に布団にもぐり込むか、ぼくの足元にどっかりと乗って丸くなって寝るのだが。
虫の居所が悪いのかな。


ようやくウトウトし始めた頃、耳元で蚊がプーンと飛ぶ音が聞こえた。ぼくはこの音が大嫌いで(好きな人はいないと思うけど)、こういう時は殺虫剤を目一杯散布してからでなくては眠ることができない。が、この時はホントに眠くて、そのまま布団を頭から被って眠った。



朝、なんだか息苦しくて目を覚ました。横の時計を見ると7時半。ぼくはいつもは8時に起きるので、2度寝をすることを決意した。
と、上を見ると、目の前にハイちゃんの顔があった。
どうやらぼくの胸の上に乗って、そこで寝ていたらしい。どうりで苦しいはずだ。

4時間にも満たない睡眠時間では、さすがに目が開かない。
ぼくはハイちゃんを降ろすこともせずに、そのまま再び眠りについた。


間もなくして、目覚まし時計が鳴った。
目を覚ますと、ハイちゃんはもう既にぼくの上にはいなかった。ぼくはゆっくり起きあがって、目覚まし時計を止めた。
2度寝のあとのせいか、わりとスッキリとした目覚めだ。久しぶりに朝が気持ち良い。
だが、それにしても右目が開かない。どうも腫れているようだ。寝すぎたわけじゃないし、昨夜に塩辛い物や水分を摂りすぎた覚えもないんだけどな。ボーっとした目で鏡を覗き込んだ。

なんじゃこりゃあ〜っ!!!

そこには、お岩さんばりに右の目を腫らしたぼくの顔があった。
プックリと腫れて下がったまぶたがうっすらと赤くなっている。

昨夜の蚊だ……。

こんな時期に、しかもよりにもよってまぶたを蚊に刺されるなんて、ついてないなぁ。
せっかく気持ちよく目ざめたってのに、すっげ〜会社行く気なくしたよ…(行ったけど)。

そういえば、ハイちゃんに起こされた時、あんまり覚えてないけど目が痒くてボリボリ掻いてた気もするなぁ。ぼくの変な顔を見て、ハイちゃんは笑ってたんだろうか?


11.10.99