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カート耐久レース
Donky's Cup Round 12
12.19.1999


ついにやっちゃいました!(爆笑)



カート参戦まで…
今だから言うけど、ぼくがカートを始めた理由は
「11月に素人のカートレースっていうのがあるんだよ。」
とマイパパから聞いて、出てみたくなっちゃったからなのだ。
とりあえずは練習のために、と乗ってみたら、そのままハマってしまったというわけ(笑)。

その頃は、あまり週末にヒマが作れず、練習は2度ほとしか行くことができなかった。
しかし!
11月に行われるはずだったレースが、雨天順延となり12月19日に変更された。わーい、練習する余裕ができた♪
ただカートに乗るだけなら、もっと近場でもサーキットはあるんだけど、Donky's Cupの会場がこの『PESKA』だったのだ。そんなで、2,3週に一度は山梨のサーキット『PESKA』まで行っていたわけ。


練習走行
レースは3人一組の全20チームで行われる。そのうち、ぼくらの仲間内で3チームエントリーしていた。ぼくの入っている『マイパパチーム』、大師匠『のんちチーム』、あと、あ、ハンドル名が無いや…、じゃあ、仮名で『BRMチーム』(笑)。ホントは更にもう2チームが申し込みをしてたらしいんだけど、抽選で洩れちゃったんだって。
まずは、エントリー順に10チームずつ、25分の練習走行を行う。この時のカートは、エントリー順に、ピットに並べてあるカートに乗っていく。
素人大会ということで、今回のレースで使われるカートは、ふだんPESKAでレンタルされている50ccのカート。当然新しいマシンや古いマシンがあり、全く平等条件とは言えない。運転のテクニックも当然必要だけど、それ以上に乗ったマシンの性能によって、レース結果が決まると言っても過言じゃないのだ(爆笑)。

ぼくらのマイパパチームが練習走行で乗ったカートはNo.6。これがまた、最悪!!(笑)
まずは、エンジンがかからない!
このカートには遠心クラッチが付いているために、後ろから押してエンジンをかけるのではなく、原チャリのようにセルでかけることができる…のだが、どうやらバッテリー切れ。急遽充電をしてもらった。だが、そうしてる間にも、練習走行の時間はどんどん過ぎていく… (T-T)

どうにか出発したものの、まだ朝で路面もタイヤも冷え切ってるせいで全然グリップしない。…っていうか、しなすぎ!! ハンドルを切ってもぜーんぜん曲がらない。わ〜っ!
かなり様子を見ながらゆーっくり走っていたのに、一周目のヘアピンでいきなりスピン(正確に言うと、そのまままっすぐ外に向かって突っ込んでいった気がする…)して、コースアウトしてしまった。こんなにゆっくりなのに、そんなハズは…。
2周ほどかなり用心して廻ってみたが、調子は変わらない。どうやらこのマシンは、ドリフトをしないと曲がれないらしい…。仕方がないので、コーナーに入ってからアクセルを踏み込むという、ぼくにとっての『禁止事項』(笑)をやらざるを得なかったのであった…。
しかもこのマシン、直線も遅いし、ブレーキはちょっと踏んだだけでロックしてるみたいだ…。ブレーキも使用不可!?

ま、『アクセルで曲がるFRの走り』を堪能してきました(爆笑)。あ、正確にはMRになるのか(んなこと、どーでもいーって)。


予選走行
レンタルマシンも足りないし、参加者は一応素人。20チームを同時に走らせることはできないので、予選・決勝共に、10チームずつで行うことになっている。
まずは、エントリー順の10チームずつで20分間走行し、周回数・最速ラップで順位を決める。そして、上位チームを「エキスパートクラス」、下位チームを「ビギナーズクラス」として、それぞれで決勝戦を行うのである。

マイパパチームは、マイパパ以外は初参加のため、さすがにエキスパートクラスの上位を狙うのはまず無理と思われた。じゃあ、ビギナーズクラスのトップを狙うという作戦で行こう(笑)。
おそらく、同様の考えで予選では手を抜いてくるチームもありそうだし、あまり慎重にならないで「一人一回スピンを義務付け」が決定(笑)。だって、予選くらいは無茶して、楽しくやりたいじゃん♪3人で計3回スピンして止まれば、まずエキスパートクラスにはいることはないだろうし。

予選も練習走行同様に、ピットに置いてあるマシンにエントリー順に乗っていく。マシンは時の運で決定される…。
No.20…。うわ。なんか新しいマシンだなぁ。速そう。
乗ってみると、さっきのマシンと対照的に、凄いグリップ力!! 最高速は決して速くはないけど、コーナーではハンドルを切った通りにそのまま曲がる。全然滑らない。それに、さっきまでの遅さのせいで、このマシンがもの凄く調子良く感じてしまった。
「これ、調子良いよ!」
と、2番手に交代してから、アンカーのマイパパに言ってしまったのいけなかった…。
「ちょっと、タイム狙っちゃって良い!?」
と目を輝かせてしまった。あの〜、1番手2番手がほどほどに走っちゃってるから、マイパパは遅めに走ってもらわないと、間違いなくエキスパートクラスに入っちゃうんですけど…(笑)。

そして、めでたく20チーム中、6位を獲得♪
わあ!エキスパートクラスに入っちゃったよお…。決勝ではみんな、本気出してくるよ。どーすんのさぁ…。

最強と噂されたのんちチームは、なんと1位を獲得。とうぜんエキスパートクラスの決勝でも一位を狙ってもらおう♪
しかし、BRMチームは…。なんと予選で、ぼくらが練習で乗った魔のNo.6に当たってしまい、どうにもならなかった模様。あのマシンじゃしょうがないよね。このチームなら、ビギナーズクラスの上位入賞は間違いないだろう。

マイパパチームは、そうだねえ。もしあのNo.6にまた当たったら、とらえられた宇宙人ごっこ、もしくは、おぼっちゃまごっこでもして遊んでるしかないな…(謎)。


決勝走行
決勝は、耐久レースと言うだけあって、3人で50分間を走り続けなけらばならない。
ふだんのレンタルカート使用の練習では10分間だけなので、それと比較すると結構ハードなのだ。

まずは、BRMチームの参加するビギナーズクラス。
マイパパチーム同様、2人が初参加にもかかわらず、スタートから4位をキープし続けた。そして、3番手のリーダーが登場!
はやい!すっげー速いよ〜!
着実に順位を上げ、ついに1位!しかし、残すところ10分というあたりで、2位のチームが異常な速さで迫ってきていることに気が付いた。1周で2秒も差を縮めてきてる! 差は、25秒程度。ちょっと、危ないかもしれないぞ!
周回を重ねる毎に、だんだん近付いてくる。すぐ後ろにきてる。あと1周は持たないよ〜!
もう、終了間近で、オフィシャルがチェッカーフラッグを握っている。
振れ!振れ!! チェッカーを振れ〜っ!!!
振った〜っ♪

メッチャ危なかったよ〜。でも、無事一位を死守。
わーい、まずは1チーム入賞だ♪

4位までのチームは、ナンバーとラップタイムが大きく表示されるんだけど、リーダーが走るまではずっと4位だったから、一番下にずっと表示されていた。3位に上がったとき、一番下の段しか見てなかったリーダーは、
「あ〜、5位に落ちちゃった〜」
と思ったらしい。ひとつ上に表示されてるのに、気が付かなかったんだね。その後もどんなに抜かしても、自分のチームの数字が表示されないから、すんごい頑張って走ってたんだって!そのころにはとっくに一位に上がってて、見てるぼくらは、
「2位がどんどん近付いてる〜」
とか焦ってたのに(笑)。


続いて、エキスパートクラスの決勝戦。
そうそう。決勝では、並んでる順じゃなくて、くじ引きの順に前からカートに乗っていくのだ。ここで、あのNo.6を選んでしまったらもうアウト。お話にもならんって。ドリフトごっこして遊んでるしかない。何でも、1,2,3位以外に、ビリにはビリ賞があるらしいし、それでいいや(笑)。

しかし、入賞に関しては悲観的だったマイパパチームが当てたカートは、No.1。予選などの様子を見る限りでは、最も最高速の出てるようにみえたカートじゃん…。こりゃあ、マジでやるしかない?

スタートゲートのグリッド6番(予選の順位ね)に入り、先導車に続いてゆっくりとスタートする。
前回までは、一気にスタートしてたらしいんだけど、第1コーナーとかヘアピンでクラッシュが多発してたために、今回からローリングスタートになったらしい(笑)。
ゆっくりと一周して、スタートゲートを再びくぐったところから、レーススタート。
No.1は凄い加速の良い、パワーのあるマシンだった!

パワーがありすぎて、何でもないとこでスピンしちゃった!!(爆笑)
これで一気にビリに陥落。トップが戻ってくる頃にやっと復帰できた…って事は、もう周回遅れ〜!? (T-T)

しかし、この直線の加速の良さと、No.6で鍛えられた『ブレーキを使わない走り(笑)』を駆使して、数台を追い抜く。そして、2番手も調子良く追い抜いていく…。
そして、ラストのマイパパ。
素晴らしい走りで、またしてもどんどん追い抜いていく。そろそろ4位くらいになってるんじゃないかあ?

しかし、まだ順位表には現れない。今、何位くらいなんだろう?

ここでは4位までしか表示されないが、受付の建物内には10位まで表示されるモニターがあるのだ。ぼくは、急いで走って見に行った。
そして、モニターを見て目を疑った!
現在のトップのラップ数は、60周あまり。
そして、ぼくらのチームは…なんとまだ13周!ええ〜っ!? なにそれ!?
1番手のぼくだけでも、それ以上余裕で走ってるはずなのに…。
よく見ると、その13周目のラップタイムはなぜか3分半もかかっている。そーんなハズ無い。いくらぼくでも、一周は50秒もかからないってば。
どうやら、カウンタの故障。たぶん、充電不足。
ひょっとして、マイパパチームは棄権扱いになっちゃうんだろーか… (T-T)

そのころののんちチームは、2位を走っていた。一位までは半周ほど離れていて、ちょっと追いつくのは難しそうだ。

レースが終わってみると、ぼくらのチームはやっぱり13周で止まったままで、10位に表示されている。のんちチームは、2位。1位にはなれなかったけど、20チーム中で2位っていうのはそれだけでも充分凄いよね。
ま、マイパパチームも、ビリ賞をもらえることだし、3チームとも入賞って事で♪(何かが違う…)

しばらくして、コンピュータを操作してるおねーさんの手元をのぞいてみた。すると、マイパパチームがいきなり6位に上がっている!
別のカウンターがあったのかなあ?しかし、よく見ると、最速ラップは予選の時のタイム。あ〜!6位って、予選の順位じゃんよ〜。やっぱり、カウントされてなかったものだから、てきとーに決めてんのとちゃうか?
結局、ビリ賞も逃したか…。


もうあたりが真っ暗になった頃に、表彰式が行われた。
ちゃんと3段の表彰台を使って、振ったシャンパンも開けたりとか、かなり本格的。
さすがに、あまりの寒さに頭からシャンパンをかぶる人はいなかったけど(笑)。

BRMチーム : ビギナーズクラス第1位
のんちチーム:エキスパートクラス第2位
マイパパチーム:クラッシュ賞

クラッシュ賞って何だ〜(爆笑)。確かに、ぼくはしょっぱなで派手にスピンしてたし、2番手もパワーに押されて一周目でスピンしたし、3番手のマイパパも多重クラッシュに巻き込まれたし、確かにクラッシュ賞って言うのは合ってるのかも…(爆)。

でも、エキスパートクラスで6位って言うのも、ホントは凄いんだよ〜(自分で言うな)。
ちゃんとカウントされてなかったから、ぼくらの中では「たぶん4位だったよ」って思いこんでるけど(笑)。

各賞の表彰が終わったあと、残った賞品をめぐってのジャンケン大会が催された。
トレーナーと、キャップと、ジャケットの3つだったかな。
なんと、ぼくはそのジャンケン大会で、DunbrookeのジャケットをGETしちゃった♪


メチャメチャ冷え切ってしまったので、温泉でよく温まって、帰ってきました。
んで、マイパパの家で今日撮ったビデオの鑑賞会(笑)。

いやあ、面白かったあ〜。
次回のDonky's Cupは3月くらいに開催を予定しているらしい。次回はどうしよっかなぁ(笑)。


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