私のGT−Rは、H2年4月製でかなり古くなり、一通り壊れたのでその内容をレポートします。
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1.夏になると(特に渋滞にはまると)突然エンストする。ボンネットを開けて1時間ぐらい冷却すると再び始動する。高速道路上で突然止まった時は困った。
−−−7年目の夏
対応:パワートランジスタを交換しても直らなかった。
エアフロメータを交換したらその後エンストせず。
原因:この時はエアフロと思われる。
2.今年の5月から昼間の暑いときに、突然エンストする。また、パワー感が落ちる。
鈴鹿サーキットの走行料金が半分無駄になった。
対応:パワートランジスタを交換しても直らなかった。
メインコンピュータを交換後は、発生せず。またパワー感も戻った。
原因:メインコンピュータの故障と推定される。故障原因は不明。
3.エンジンを始動した時、4WD警告灯が点灯し、2駆になってしまう。
油圧計のエア抜きをしたところ、頻度は低下した。しかしその後徐々に頻度が増す。
今のところ原因不明。
4.時計の故障。液晶が徐々に暗くなり、全く見えなくなる。
走行性能に支障ないので、ほったらかし。いずれ軽量化のために撤去予定。
5.カーステレオ&ラジオの故障。とにかく純正品はよく壊れ、4回修理した。
今度壊れたら、社外品に交換予定。
6.エアコンの温度調節機能不調。冷房の効き過ぎで寒くてしかたがない。
推定:フロントパイプ&ミッションの熱でコンソール下が熱くなってしまい、エアコ ンのセンサー部付近が熱くなって誤作動すると推定。車体補強のため、一部ア ンダーコートを剥がしたことも影響している。対策を思案中。
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1.右フロントタイヤから、タイヤの回転に合わせてキュッキュッという異音発生。−−
7年目に鈴鹿・筑波と連続して走った後
原因:ハブベアリングの摩耗(寿命)および外側スリーブ破損で即交換。大きなサー キットを走るとハブベアリングはすぐに摩耗する。
それと前後して4輪のハブベアリングを寿命により次々と交換。
2.まっすぐ走らない
(1)フロントタイヤがぐらぐら振れる。−−−7年目
タイロッドがぐらぐらするので、ラック&ピニオンの調整ねじを締め込んでガタ をなくす。
(2)リヤタイヤがぐらぐら動く。−−−9年目
4WSシステムの故障により、リンクがぐらぐら。
対策:4WSシステムを取り去って軽量化を実現した。ハンドリングが自然で、かつ ブレーキングで自然にテールが出て乗りやすい。4WSなしの仕様が発売され ないのが不思議だ。−−−ニッサンのエゴだと思う。
3.パワステオイルのオイル漏れ−−−6年目
あちこちのパイプのつなぎ目からパワステオイルがにじみ出るので、接続点のゴムホ ースをすべて交換。
4.リヤタイヤより少し前にグリスが落ちる。−−−7年目
老朽化によりリヤメンバーブッシュのつぶれ(破損)。
対策:鋼製のカラーとしてブッシュレスとする。リヤサスの動きにダイレクト感が出 て良い。
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1.フロントドライブシャフトのブーツ破れ。タイヤ交換時にグリスが飛び散っているの を発見し、ブーツのみを交換(2回)。もう片方は気づくのが遅れ、ドライブシャフ トごと交換。−−−5年目〜7年目
2.LSDの効き不足。雨のワインディングでリヤがよく出て上手くなった気分。そして
サーキットではコーナーの立ち上がりでトラクションがかからず、おかしいと思って よく調べてみたらLSDの効き不足と判明した。
ニスモのLSDは、取り説に調整せずにそのまま組み込めと、書いてあったが半年し か効きが続かなかった。バキンバキンに調節してから組まないとすぐにO/Hの出費 に泣く。
3.クラッチが滑り始める。−−−5年目
ブーストアップしてサーキットに使った車としては、長持ちした方と割り切ってツイ ンプレートに交換。
4.ミッションからのオイル漏れ−−−6年目
ミッション各部およびトランスファーのオイルシールからオイルが漏れる。古くなってかつサーキットで使った車は、オイル漏れは当然あるものだと割り切って さっさと各部のオイルシール交換。
5.オイル漏れその2−−−10年目
プロペラシャフトの付け根からひどいオイル漏れ。Oリングを代えても直らない。
シャフト径がすり減って細くなってしまった。とりあえずミッションごと人の物を借 りる。さ〜てこれからどうしよう。
6.ミッションが入らないその1−−−4年目
1速・2速の入りが悪くなったので、添加剤 SX600を入れる。効果がありその後6年間サーキットユースに耐えた。
7.ミッションが入らないその2−−−8年目
1速が入らず、クラッチも完全に切れない。
対策:ツインプレートが反ってしまい、クラッチが完全に切れない。仕方がないので トリプルプレートに交換。
対策2:今度はトリプルプレートが反ってしまい、プレートの交換。−−−10年目
サーキットの連続走行時間を短くし、クーリングを早めに行うこととする。
8.ミッションが入らないその3−−−10年目
クラッチが完調でも1.4.5速が入らない。シンクロがなくなったとしか思えない。32 GT−Rの初期型ミッションはオーバーホールのパーツがないので、交換するしかな い。とりあえず、知人のミッションを借りてどうするか思案中。
1.フルブーストからシフトアップ時にボンネットの隙間から白煙が出る。−−−4年目
気にしながらサーキットで使い続ける。原因は何であったか不明。
そのうちにハードに走行後、タービン付近から白煙が出る。−−−5年目
原因はタービンのオイルホースの緩みであったが、タービンをT3Gに交換。
2.ブローバイガスがどんどんひどくなり、キャッチタンクがすぐにいっぱいになってし まう。対策としてエンジンオーバーホール。
3.サーキット走行中オーバーヒートでパワーダウン、クーリング中にエンジンストップ。
−−−7年目
発端はサーモスタットが開かずにオーバーヒート。ラジエターキャップの高圧タイプ を使っていたので、冷却系の内圧が上がりすぎてブロックの砂抜きメクラ蓋が飛び、 冷却水が流れ出る。冷却水なしでクーリング走行を続けたので完全にエンジンブロー。 対策:サーモスタットは定期的に新品に交換し、
ラジエターキャップはノーマルを使用。
4.フルブーストがかかって一番おいしいところでエンジンが失火する。(ブースト1.4・ 4500rpm〜6500rpm) (1)プラグ自体の着火能力不足。プラグのメーカー変更。−−−7年目 (2)プラグ6本のうち1本、外側電極が半分折れて無くなっている。−−−9年目
1.純正シートの底板の溶接がはずれ、使えなくなる。−−−3年目
セミバケに交換。
2.ブレーキロータの割れ。
ローターの割れ:フロントもリヤも割れる。(穴なしも割れる)
社外品のビッグブレンボも割れる。ハット部分との接合ボルトが1本脱落し て、その隣のボルトに力が加わって割れ始める。
3.ブレーキの振動
社外品のブレーキロータ&CCMパッドを新品交換して間瀬で使用、走行中に振動発生。
再研磨しても直らず。ワインディングで慣らしが必要なのか?原因不明。−−−6年目
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