事故者を発見したら→意識を確認する
○ 意識がある・・・冷静にして観察する。
○ 意識がない・・・気道を確保する！
周りに知らせる！
意識があるか確認する
頬をたたいたり，脇腹をつねったりして意識があるか確認する。
意識がない・・・「意識なし」
鼻，口の近くに耳を近づけ，呼吸をしているか確認をする。
呼吸をしていない・・・「呼吸停止」
頸動脈をさわり，脈拍を調べる。(心臓が動いているかの確認)
脈がない・・・「脈なし」
○ 頭部後屈法
片方の手を額にあてそらし，もう一方の手を後頭部近くのうなじにおいて持ち上げる。
① 気道を確保したまま，患者の鼻をつまむ。
② 最初に2回吹き込む(患者の胸が軽く膨らむ程度に1回1～1.5秒かけて) ※片方の目で胸の方を見ながら
③ 頸動脈をさわり，脈拍を調べる。
④ 脈があれば，人工呼吸を継続する。脈がなければ，心臓マッサージを実施する。
人工呼吸実施回数
・ 成人は5秒に1回， ・ 小児は4秒に1回， ・ 幼児は3秒に1回
① 衣類を取り除き，患者を堅い床に水平に寝かせる。
② 患者の横に位置し，胸骨の下から1/3の部分をさがす。
③ 両手を組んで体重をかけ，垂直方向に約3～5cm沈むまで圧迫する。
④ 手は離さず，人工呼吸と並行してリズミカルに行う。
① 意識の確認
② 人工呼吸を行う(最初は2回，次からは1回)
③ 心臓マッサージを行う・・・5回
④ ②(1回)，③を繰り返す
成人に対して
● 救助者が1名の場合
人工呼吸(2回)→心臓マッサージ(15回)<80～100回/分>→(繰り返す)
● 救助者が2名の場合
人工呼吸(2回)→心臓マッサージ(5回)<80～100回/分>→［2回目以降］人工呼吸(1回)→心臓マッサージ(5回)(繰り返す)
小児・乳幼児に対して
● 救助者数に関係なく
人工呼吸(1回)→心臓マッサージ(5回)<80～120回・分>(繰り返す)
実際にやってみると，頭ではわかっているつもりでも，順番を間違えたり，やらなければならないことをとばしてしまったりと，なかなか難しいものでした。
しかし，指導していただいて，みんな上手くできるようになりました。