いじめ根絶集会 98/6/6 |
5月11日から6月10日まで「いじめ根絶強調月間」です。六島分校でもいじめについての作文を書いたり,いじめについての話し合いをしたりしました。6月6日(土)の3校時には「いじめ根絶集会」を行いました。プログラムは全員の作文発表と児童生徒会の劇,先生からの話でした。みんなそれぞれいじめについて真剣に考える有意義な時間になりました。
いじめ根絶集会の最初のプログラムは児童生徒のいじめについて書いた作文の発表でした。日常の生活の中からいじめについて自分が考えたことなどがよく書かれていました。 | ||
児童生徒会の取り組みとして劇を発表しました。この劇は自分たちで考えたもので,毎日朝から練習をしていました。 | ||
始業前の学校の教室で,サクラさんがあきら君やひろし君からひどい言葉でいじめられています。お友達のしのぶさんも怖くて声もかけられません。 先生がやってくると,みんなすばやく自分の席に戻り,何事もなかったようにあいさつをしました。 |
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この日の1時間目はいじめについての話し合いでした。いじめられて自殺する人について,ゆうこさんやひろし君は「弱いなぁ」「生きなくちゃだめだ」という意見でしたが,サクラさんは「その気持ちはわかる。死んだらいじめられないので楽になる」という意見を発表しました。 | ||
みんなの意見を聞いて,先生は「いじめる人,いじめられる人,周りの人みんなが考えなくてはいけない問題だ」とお話をされました。 授業が終わって先生が教室を出ていくと,あきら君はまたサクラさんをいじめだしました。 |
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それを見ていたゆうこさんがあきら君とひろし君にいじめるのをやめるように注意しました。最初は言うことを聞かないあきら君でしたが,ゆうこさんはそれでも注意を続けました。するとあきら君とひろし君はいじめたことは悪かったとサクラさんに謝りました。 | ||
それを教室の外で聞いていた先生が戻ってきました。先生はよく自分たちで解決できたとお話をされました。 そのあとみんな仲良く下校しました。 |