Home > X24 > Windows XP 最初の一手
2004/10/23

Windows XP 最初の一手

■始めに

 Windows XP Professionalを使い始めたものの、どうにも使い勝手が悪い!

 「初心者にやさしく」を売り文句にあらゆる操作をLunaで覆い隠し、初心者が誤って危険な操作をしないよう工夫されたWindows XPです。最初の頃は一新されたインターフェースに「ふむふむ」と感心していたものの、いざ、何かを設定しようとすると「おや?」の連続。NTFSはどんな権限が設定されてるんだ?どこで確認できるんだ?そもそも誰のアカウントで今ログインしてるんだ???

 そんな疑問のひとつひとつはネット上を探せば簡単に解決できるものばかり。ただし、数が多いのでそのうち忘れてしまいそうです。なので今のうちにメモっときました。一応、XPインストール直後の状態を前提としています。

■どうやって設定を変えるの?

●「窓の手」を使う
 レジストリを直接操作するのは面倒だしリスクもある。「窓の手」を使えばマウス操作で簡単に設定することができてとても重宝。

●レジストリエディタ(regedit.exe)を使う
 設定変更のリーサルウェポン。あらゆる設定を変更することが可能であり危険も大きい。インポート/エクスポートを使いこなすとWindowsの達人になれるかもしれない。

●管理ツールを使う
 意外と使える正統派ツール。どういうものが用意されているかは管理ツールの簡単起動が参考になるかも。特にローカルセキュリティポリシー(secpol.msc)やグループポリシー(gpedit.msc)には「こんなこともできるの?」的な設定がたっぷりと用意されている。「パスワードの入力ミスは3回まで」とか「スタートメニューからヘルプを非表示」とか色々と。ここらへんの設定を仕込みまくると、インターネットカフェに設置されているような"どこも触れないマシン"に仕上げることも可能。

■手始め系

Windows Update
 インストール直後はセキュリティホールだらけの状態。まずは"重要な更新"をすべてインストールしてセキュリティホールをふさぐ必要がある。また、そのほかの更新も意外と重要で、不具合解消系の更新はとりあえずインストールしておいても損はない。逆に、機能追加系の更新はやたらとインストールするとHDDの肥やしになりかねないので気が向いたら入れる程度で十分。ごく稀にインストールすることで新たな不具合を招くこともあるが、そんなときはすぐに情報が流れてくるので個人使用の場合は深く考える必要はない。

OE6のメッセージ保存先を変更する
 初期状態のPCへ移行したい最低限のデータはおそらく"メールメッセージ"、"アドレス帳"、"お気に入り"の3点セット。3点ともにインポート/エクスポートが用意されているが、それぞれがバラバラに点在しているため管理が面倒。そんなときは保存先を変更し、3点セットを1つのフォルダに集めておくとバックアップ/レストアの作業が楽。
Outlook Expressのメニューで「ツール」−「オプション」を選択する
「メンテナンス」タブにある「保存フォルダ」をクリックする

OE6のアドレス帳保存先を変更する
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\WAB\WAB4\Wab File Name
にある (既定) を変更する。

お気に入りの保存先を変更する
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders
にある Favorites を変更する。

■使い勝手向上系

Windows Messengerのアンインストール
 放置したいのにわざわざ自己主張してくるし、タスクトレイへ常駐しないよう設定してもOEと同時に起動してくるという執念深さ(おまけにOEの起動を遅くするというおまけつき)。Windows Messengerを使わないユーザーにとっては非常に目障りな存在。どんなに優れたアプリでも押し付けがましいと使いたくなくなる。
スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」へ,以下のように入力する
RunDll32 advpack.dll,LaunchINFSection %windir%\INF\msmsgs.inf,BLC.Remove

バルーン表示を禁止する
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
右クリックして「新規」−「DWORD値」を選択し,「EnableBalloonTips」という名前を付ける
この新しいエントリをダブルクリックして,16進値に「0」を指定する。

マイコンピュータを表示する
タスクバーを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[スタートメニュー] タブをクリックし、「クラシックスタートメニュー」にチェックして「OK」をクリックします。

マイコンピュータに各ユーザーのマイドキュメントが登録されるのを禁止する
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から gpedit.msc を起動します。
[ユーザーの構成]\[管理用テンプレート]\[Windows コンポーネント]\[エクスプローラ] を展開します。
右側の「マイコンピュータから[共有ドキュメント]を削除する」をダブルクリックし、「有効」にチェックして「OK」します。

クイック起動バーの表示
タスクバーの何もないところを右クリックします。
[ツールバー]−[クィック起動] をクリックします。

フォルダのプロパティにセキュリティタブを表示
 もう少し判りやすい設定名にしておけば迷わないのに。「簡易ファイルの共有」なんて言われてもNTやWin2000ユーザーにはなんのことやらさっぱり。
[スタート]−[コントロールパネル] から「フォルダオプション」を起動します。
[表示] タブをクリックし、「簡易ファイルの共有を使用にする(推奨)」のチェックを解除して「OK」をクリックします。

マイクロソフトへのエラー報告を停止
メニューから [マイコンピュータ] を右クリックし [プロパティ] をクリックします。
[詳細設定] タブをクリックし、「エラー報告」ボタンをクリックします。

検索コンパニオンをシンプルに
 親切すぎる検索コンパニオンをシンプルに。インデックスサービスを無効にすると検索スピードが落ちる可能性大だが、アイドル時にHDDをカリカリされるのもイヤなので無効に。
設定を変更する→アニメーションキャラクターを表示しない
設定を変更する→インデックスサービスを無効に
設定を変更する→ファイルとフォルダの検索の動作を変更する→上級者向け
設定を変更する→バルーンヒントを表示しない

zip、cabの中を検索しない
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regsvr32 /u zipfldr.dll を実行します。
[スタート]−[ファイル名を指定して実行] から regsvr32 /u cabview.dll を実行します。

WindowsXPの自動更新を停止させる
「コントロールパネル」の「パフォーマンスとメンテナンス」から「システム」を選択する
「自動更新」タブを開き,「自動更新を使用せず,手動でコンピュータを更新する」にチェックを入れてOKをクリックする

復元ポイントの情報を無効にする
 これを実行すると復元できなくなる。「調子が悪くなったら速攻で再インストールだね」という猛者のみ有効な手段。
コントロール・パネルの[システム]アイテム−[システムの復元]タブ
[すべてのドライブでシステムの復元を無効にする]チェック・ボックスをオンにする

復元ポイントの情報を削除する
 復元ポイントを無効にしてしまったら、残った復元ポイントの情報は単なるHDDの肥やし。削除してしまおう。
「ディスクのプロパティ」が表示されたら、「ディスクのクリーンアップ」をクリック
「ディスク クリーンアップ」の画面が表示されたら、「詳細オプション」タブをクリックして、「システムの復元」にある「クリーンアップ」ボタンを押す

IMEのキーボードアイコンを非表示にする
"入力方式"(筆のマーク)をクリック→キーボードの表示/非表示
キーボードアイコンの非表示

■セキュリティ強化系

パスワードを設定する(コンピュータの管理)
 セキュリティの基本。特にAdministratorのパスワードはトラブル時のことも考えて変更すべき。また、空パスワードはローカルログオンを容易に許してしまうので使用しないほうがよい。ちなみにネットワーク経由の場合は、セキュリティポリシーで守られているため空パスワードでアクセスされることはない(逆に考えればトラブルの種でもあるのでパスワードは設定したほうが無難)。また、パスワードを変更する際、「暗号化したファイルが見えなくなるかもよ」と警告が表示されるので、暗号化ファイルシステムを設定したユーザーは要注意。
 さらにセキュリティ強化を目指すのであれば、Administratorのユーザー名を変更するのもポピュラーな手法。
コンピュータの管理(compmgmt.msc)を用いて、
ユーザーを右クリック→パスワードの設定。
または、ユーザーを選択→メニューの"操作"→パスワード設定。

未使用アカウントを無効にする(コンピュータの管理)
 Guestアカウントは理由がない限りは無効にすべき。その他、見知らぬアカウントについても無効にしたほうが無難。
コンピュータの管理(compmgmt.msc)を用いて、
ユーザーを右クリック→プロパティ→"アカウントを無効にする"をチェックOn。

アカウントのロックアウトを設定する(ローカルセキュリティ設定)
 本人ならば設定したところでなんら支障はない。悪人ならばロックアウトされた時点であきらめるでしょう。
ローカルセキュリティ設定(secpol.msc)を用いて、
セキュリティの設定→アカウントポリシー→アカウントロックアウトのポリシー。

その他、パスワードによる制限
 このあたりの設定は便宜性とのトレードオフ。ただし、一番キモの設定でもある。
スクリーンセイバーのパスワード:画面のプロパティを用いて、"再開時にようこそ画面に戻る"をチェックOn。
スタンバイ回復時のパスワード:電源オプションを用いて、"スタンバイから回復するときにパスワードの入力を求める"をチェックOn。

管理共有(C$など)を禁止する
HKEY_LOCAL_MACHINE \System \CurrentControlSet \Services \LanmanServer \Parameters
[編集]−[新規]−[DWORD 値] をクリックし、AutoShareServer を作成します。
(AutoShareServer は Server 以上で有効です。NT Workstation や Windows 2000/XP Professional では AutoShareWks を作成します。)
AutoShareServer または AutoShareWks のデータを 0 に設定します。

ドメイン一覧にコンピュータが表示されないようにする
net config server /hidden:yes

UPnPを無効にする
 セキュリティパッチさえ入れておけば一応は問題ないとはいえ、敢えて起動しておく必要もない。まだまだ使い込まれていないことからセキュリティ面での安心感がイマイチ・・・というのがUPnPを無効にしたい一番の理由かもしれない。
サービスのリストで、Universal Plug and Plug Device Host を確認します。
サービス名の上で右クリックをし、プロパティを選択します。
[全般] タブにある [サービスの状態] で、[停止] をクリックします。
[スタートアップの種類] のプルダウン ボックスで、[無効] を選択します。
マイクロソフト セキュリティ情報 (MS01-054)

■パフォーマンスアップ系

視覚効果 Luna を無効化する
 便利な機能もあるためすべてを無効化する必要はないものの、どうでもいいような機能をOffすることで劇的に反応速度がアップすることあり。"タスク バー ボタンをスライドする"などは無効にすると幸せが訪れるかもしれない。
マイコンピュータを右クリック→プロパティ→詳細設定→パフォーマンスの設定ボタン

ページングファイルなしに設定する
 XPならではの設定。Win2000などではできない。ちなみに使用メモリ量が搭載メモリを超えてしまうといきなりアプリケーションがメモリ不足で止まってしまうこともあるため注意が必要。
 また、この設定には不具合が存在し、パフォーマンスモニタの取得項目が減るという現象が発生する。Paging Fileが取得できないのは納得できるとして、重要なProcessorまでもが取得できなくなるのは困る。対処法としては「ページングファイルなし」を解除し、レジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PerfOS\PerformanceにあるDisable Performance Countersを削除するか、値を0にするとパフォーマンスモニタが元に戻る。
256Mバイト以上のメモリーを搭載しているならば、「ページングファイルなし」の設定で利用してみて、不具合がなければそのまま利用すればよいだろう。

ユーザーの切り替えを無効にする
 ユーザーの切り替えをOffにすると、 オフラインファイルが有効になっている可能性があるので、利用しないのならこれも無効にすると吉。ついでにTerminal Servicesも「無効」にしてしまうとセキュリティもアップして大吉。ユーザーの切り替えもオフラインファイルも便利な機能ではあるが使う場面がほとんどないし、リモートアシスタンスにいたってはセキュリティを考えると是非無効にしたいところ。一石二鳥か?
管理者権限を持つユーザーでログオンしたら、コントロールパネルにある「ユーザーアカウント」を選択する
「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」をクリック

カーネルをすべて物理メモリに常駐させる
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management
「DisablePagingExecutive」キーをダブルクリックして、「値のデータ」を「1」に変更する。このキーがない場合は、右側の画面で右クリックして「新規」−「DWORD値」として作成しよう。あとはマシンを再起動すればよい

I/Oバッファサイズを変更する
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Sessionmanager\Memory Management
右側の画面で右クリックして、「新規」−「DWORD値」を選び、「IoPageLockLimit」という値を作成する
0を入力すると、デフォルトの512Kバイト(524288バイト)が利用されるようになる

ネットワークコンピュータの表示を速くする
HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Microsoft/Windows/Current Version/Explorer/RemoteComputer/NameSpace
{D6277990-4C6A-11CF-8D87-00AA0060F5BF}というキーを削除/コメントアウトする(タスクの無効化)
{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}というキーを削除/コメントアウトする(プリンタの無効化)

起動を最適化する
マイクロソフトの「Fast Boot / Fast Resume Design」サイトから、BootVis-Tool.exe (自己解凍ファイル) をダウンロードします。

■そのほか

●アンチウィルスソフトの導入
 今や「入れてないなら入るな(ネットに)」ぐらいの風潮。へたに感染するとファイルは失わなくても信用を失う可能性がある。とりあえず入れときましょ。この分野ではSymantecTrend Microの製品が有名。また、フリーのアンチウィルスソフトとしてAVG Anti-Virusがある。

●ファイアウォールの導入
 インターネットへ直接接続したPCは、インターネットの資源にアクセスできる反面、インターネットからアクセスされる立場にもなってしまい、なにも対策をしなければ不正アクセスを許すこととなり危険である。不正アクセスへの対策は色々あるが、今時は直接接続しないこと。つまりはルーターを導入して間接的に接続することが一番お手軽で強力な対策といえる。

 XPには標準でインターネット接続ファイアウォール(ICF)が付属している。(ルーターなどを経由せず)直接インターネットへアクセスしている環境ではそれなりに意味はあるものの、最小限の機能しか提供されていないためいまいち心もとない。その点、市販されているファイアウォールソフトは機能が豊富で安心感がある。また、フリーで入手できるZoneAlarmというファイアウォールソフトも存在する。ZoneAlarmはネットワークへ接続しようとするアプリケーションを監視する機能を持っているため、スパイウェアやトロイの木馬のようなネットワークを利用する悪しきアプリケーションを発見することが可能。ルーター経由でアクセスする環境であっても是非導入しておきたい一品。

 また、アプリケーション監視という意味では、ファイアウォールソフトではないが(ネットワークを利用しないアプリも含む)すべてのアプリケーションを監視するセキュリティソフトも存在する。そこまで必要かどうかはともかく、個人使用であればAbtrusion Protectorをフリーで使うことができる。

●プロキシの導入
 ブラウザからの情報漏洩、ブラウザクラッシャーなど。ブラウザを利用した攻撃から身を守るために必要。その他、広告を排除することも可能であり、特に、うるさいポップアップ広告を黙らせるのに重宝する。フリーのプロキシソフト(正確にはフリーではないが)としては柔軟なフィルタリング機能を持つProxomitronが有名。

 Proxomitronについては【特集】Webブラウジングを快適にする「The Proxomitron」に詳しい説明がある。

●アンチスパイウェアの導入
 スパイウェアを見つけ出し、削除するためのソフト。AD-AwareSpybot(Spybotの1.2はGoodですね。ほぼ日本語対応されている点もポイント高いです)が有名。スパイウェアと言ってもアプリケーションばかりではなく、悪しきクッキー(無害のクッキーというのももちろんある)もユーザーのサイト巡回を監視&記録するという点でスパイウェアの一種。

 フリーウェアの中にはこっそりとスパイウェアを埋め込んでいるものが存在し、それがネットワーク接続を前提としたフリーウェアだったりするとZoneAlarmから警告されても気付かないことがある。スパイウェアを削除するとフリーウェア本体も動かなくなることもあるが気にしない。というかしょうがない。

 とうとう、ZoneAlarmを欺くスパイウェアが登場してきた。ゼロデイアタックが手法?となるくらいまで追い詰められたウィルスと違って、スパイウェアはこの先さらに悪質化する可能性もあり頭が痛い。

●タブブラウザの導入
 「便利だから」という理由のほかにセキュリティの面でも有効。JavaスクリプトやActiveXはセキュリティを考えると普段は無効にしておきたいところ。とはいえ"Javaスクリプト必須"というサイトも多く、そのたびにブラウザの設定を変更する煩わしさを考えると、危険を承知でつい有効のままで使ってしまいがち。タブブラウザだと有効/無効をワンクリックで切り替え可能だったりするため、切り替えに煩わしさを感じることがなくなる。

 その他にも履歴やクッキーの削除機能や、簡易なフィルタリング機能(ポップアップ抑制、メーラー抑制など)などがあり、これらもセキュリティ強化に貢献しているといえる。既に多くのタブブラウザが存在し、どのタブブラウザを選ぶかは迷うところだが、そんなときはタブブラウザ推奨委員会がとても参考になる。

●サービスの停止
 必要のないサービスを停止させると、パフォーマンスとセキュリティの両面で効果あり。どのサービスが無駄か?という判断は使用環境に左右されるため難しいところだが、セキュリティに強いと言われているWindows Server 2003のサービスを参考にするとマイクロソフトの判断がぼんやりと見えてくるかもしれない。
Windows Server 2003 ではセキュリティで保護されないサービスがデフォルトでオフになる
Windows Server 2003 におけるアプリケーションの互換性に関する変更についてのガイドブック(注:Word文書)

サービス停止の例(○:自動 △:手動 ×:無効)
サービス初期推奨理由説明
Automatic Updates手動でアップデートするから重要な Windows Update のダウンロードとインストールを有効にします。このサービスを無効にしている場合は、Windows Update の Web サイトでオペレーティング システムを手動で更新できます。
Computer Browser常時電源Onマシンをマスターにしているからネットワーク上のコンピュータの最新の一覧を管理し、その参照者として指定されたコンピュータに一覧を提供します。このサービスが停止している場合は、一覧は更新も維持もされません。このサービスが無効になっている場合は、このサービスに明示的に依存するサービスは何も開始できなくなります。
Error Reporting Serviceエラー報告を止めているから標準ではない環境で実行しているサービスやアプリケーションのエラー報告を可能にします。
Fast User Switching Compatibilityユーザーの簡易切り替えをOffにすることで停止できるため特に変更せず複数ユーザーの環境でアシスタンスが必要なアプリケーションの管理を提供します。
Help and Support別に利用できなくてもいいからヘルプとサポート センターを有効にし、このコンピュータで実行するようにします。このサービスを停止すると、ヘルプとサポート センターを利用することはできなくなります。このサービスを無効にすると、このサービスに明示的に依存するサービスは開始しません。
IPSEC ServicesVPNとかに接続することもないからIP セキュリティ ポリシーを管理し、ISAKMP/Oakley (IKE) と IP セキュリティ ドライバを開始します。
Messenger内部アプリが警告用(ウィルス発見!など)として使用している可能性があるため停止できずネットワーク送信と警告サービス メッセージを、クライアントとサーバーの間で転送します。このサービスは Windows メッセンジャとは関連していません。このサービスが停止している場合は、警告メッセージは転送されません。このサービスが無効になっている場合は、このサービスに明示的に依存するサービスは何も開始できなくなります。
Print Spoolerたまに印刷が必要になるため停止できず遅延印刷をするために、ファイルを読み込んでメモリに格納します。
Remote Registry×セキュリティ上、なんとなくヤバそうだから無効にリモート ユーザーがこのコンピュータのレジストリの設定を変更できます。このサービスが停止された場合は、このコンピュータのユーザーのみがレジストリを変更できます。このサービスが無効になった場合は、このサービスに明示的に依存しているサービスはすべて開始できなくなります。
Server×共有させないから。セキュリティ上も止めたほうが好ましいこのコンピュータでネットワークをとおしてのファイル、印刷、および名前付パイプ共有をサポートします。このサービスが停止した場合、これらの機能は利用できなくなります。このサービスが使用不可にされた場合、このサービスに明示的に依存するサービスはすべて起動できなくなります。
SSDP Discovery Service×UPnPは利用しないからホーム ネットワークの UPnP デバイスの検出を有効にします。
Task Schedulerタスクで起動させるものが特にないからユーザーは、コンピュータの自動タスクを構成およびスケジュールできます。このサービスが停止されている場合は、スケジュールされた時刻にタスクは起動されません。このサービスが無効な場合は、明示的にこれに依存しているサービスを開始できません。
Telephonyごく稀にモデムも使うため無効化できずテレフォニー デバイスと IP ベース音声接続を制御するテレフォニー API (TAPI) を供給します。ローカル コンピュータと同様、このサービスを実行しているサーバーを LAN をとおして制御できます。
Telnet×開始はしていないものの、セキュリティを確保するため無効化リモート ユーザーがこのコンピュータにログオンしてプログラムを実行できるようにし、さまざまな TCP/IP Telnet クライアント (UNIX ベースや Windows ベースのコンピュータを含む) をサポートします。このサービスが停止した場合、リモート ユーザーはプログラムへアクセスできない可能性があります。このサービスが無効にされた場合、このサービスに明示的に依存するサービスはすべて起動できません。
Terminal Services×簡易切り替えやリモートアシスタンスを利用しないから複数のユーザーが会話型で、リモート コンピュータのデスクトップとアプリケーションの画面とコンピュータに接続できます。Administrators の RD を含むリモート デスクトップ、素早いユーザー切り替え、リモート アシスタンス、および ターミナル サーバーを支援します。
Themesパフォーマンスアップに効果あり。画面が寂しくなるけどテーマの管理を提供します。
Universal Plug and Play Device Host×UPnPは利用しないからユニバーサル プラグ アンド プレイ デバイスのホストをサポートします。
Upload Manager×Uplddrvinfo.htmをMSサーバーに送るときに使われているらしい。無効にするネットワーク上のクライアントとサーバー間の同期および非同期のファイル転送を管理します。このサービスを停止すると、ネットワーク上のクライアントとサーバー間の同期および非同期のファイル転送は実行できません。このサービスを無効にすると、このサービスに明示的に依存するサービスは開始しません。
WebClient (*1)WebDAVを利用しないから。停止中でも旧WebDAVクライアントは使えるWindows ベースのプログラムでインターネット ベースのファイルを作成および修正したり、インターネット ベースのファイルにアクセスしたりすることができます。このサービスが停止された場合、これらの機能は利用できなくなります。このサービスが無効になった場合は、このサービスに依存するサービスは開始できなくなります。
Windows Time手動で時刻を合わせるからネットワーク上のすべてのクライアントとサーバーの日付と時刻の同期を管理します。このサービスが停止されると、日付と時刻の同期は利用できなくなります。このサービスを無効にすると、このサービスに依存しているサービスはすべて開始に失敗します。

(*1) WebClientサービスについての考察
 WebClientサービス=XPで新規に追加されたWebDAVリダイレクタ。ということらしいのだが、結局、何者なのかはさっぱり分らない。そこで動作テストを行い考察してみた。

 XPにはWebDAVサーバーへアクセスする手段が2つ用意されていて、1つは今までのWindowsにも搭載されているWebDAVクライアント(Win2000の場合はMicrosoft Data Access Internet Publishing Provider DAV 1.1)。そしてもう1つがXPで新登場したWebClientサービス(Microsoft-WebDAV-MiniRedir/5.1.2600)となる。両者の違いはテキストファイルへアクセスした際に現れた。旧WebDAVクライアントではテキスト内容が表示されるだけだが、WebClientサービスの場合はメモ帳が起動した。そして編集後にそのまま保存できた。これがリダイレクタたる所以でサービスとして動作することの強みだと思われる。ただし、直開き&直保存はネットワークに対応しているアプリケーションでないとダメのようだ。また、困ったことにキャッシュが効いているらしく、保存したファイルを開きなおすと編集前の状態となって読み込まれてしまうケースが多々あった(ちゃんと保存はされているのだが)。

 一見よさげなこのサービス。上記のような問題があったり、動作が遅かったり、認証時の動作が独自だったりとイマイチ使い勝手が良くない。そこはかと「IISをサーバーとしたLAN環境での使用を想定?」という印象を受ける。

 結論:やっぱりこんなサービスを起動しておく必要はない。

■関連リンク

Microsoft Windows XP : ヒント集
Windows XP.FAQ main page
ZDNet エンタープライズ デベロッパー: Windows Tips
Windows XPスマートチューニング

Windows XP 大百科
 「Professional」と「HomeEdition」
@IT:Windows TIPS INDEX
 ディスク/ファイル関連ツール

スパイウェアから身を守る方法
自動起動プログラム情報検索

Home > X24 > Windows XP 最初の一手