水で溶いて滅菌すればいいだけの便利な粉末状の寒天培地の素です。培地の種類は、PDA（じゃがいも+しょ糖+寒天）培地です。一袋7.5グラム入りで、200ミリリットルの水で溶きます。これは径52ミリの小さいシャーレ、３０枚に分注できる量です。

005　生培地シャーレ52ミリ（10枚1セット）￥900-（送料別）

　完全滅菌した寒天培地（PDA)を無菌状態で分注、密封したものです。すぐに胞子の接種、きのこ組織の純粋培養、菌糸の初段階培養に使用できます。いままでの面倒な寒天滅菌や、分注の作業が省略できてとっても便利！。シャーレは手軽でロスの少ない52ミリシャーレを採用。一枚一枚テープで密封してあり、少量ずつの接種作業に対応できます。自家生産もの。

007　CP添加生培地シャーレ90ミリ（10枚１セット）￥1500-（送料別）------※外注品のため１０枚まとめて袋で密封してあり、52ミリシャーレのように１枚１枚はテープで密封してありません。１枚１枚テープで密封したものをご希望の場合は作業代が入って￥2000-になります。

状態の悪い子実体からの組織分離に！古くなった種菌の再生に！
CP(クロラムフェニコール=抗生物質)添加培地が雑菌のコンタミを抑えてくれます。PDA培地ベースにCP添加の生培地。作業性のいい９０ミリシャーレです。

写真：古くなった種菌を再生するために植え代えをしたところ。
種菌自体、古くなって弱って雑菌に侵されていたらしく、CP添加なしの培地（右）には植えつけ後、菌糸と共にぬめぬめとしたバクテリアが生えてきました。一方、CP添加培地（左）には菌糸だけが生えてきました。効果は絶大！。是非おためしください。

写真：「ビデオカタログ2003」より
試験管に斜面培地が作られている、滅菌済み生培地です。
試験管径18ミリ、シリコセン使用、PDA培地。密封シャーレ同様、すぐに接種作業が出来ます。またシャーレと違って容器の試験管、シリコセンは洗って何回も使えますので、２回目からは自分で分注して滅菌して培地を作ることが出来ます。

012　生培地試験管（綿栓）￥1200-（送料別）

　　写真：「ビデオカタログ2003」より
　高いシリコセンの代わりに、綿栓を使用したものです。綿栓は通気性がよく培養には最適ですが、丸めて詰めるのがちょっと面倒。でも慣れれば問題ありません。綿栓はもちろん火に燃えますので、今まで紹介してきたシリコセンの様に直接火にかざしての火炎滅菌作業は出来ません。そこだけ省略するようにお願いします。