行ってまいりました、メイデン大阪決戦! とにかく暑かった!始まる前から汗をかいてるというのは 初めてです。会場は2000人ぐらい収容のライブハウスで、 ぼくと友人はその真ん中あたりに位置してました。 7時開演を5分ほど廻った時、照明が消え、壮大なSEと共に 「BRAVE NEW WORLD」のジャケットのバックドロップが ドラムセットの後ろに並びました。 そしてまず出てきたのが、ドラムセットに仁王立ちのニコ。思い切り観客を煽ってからパッと前を指さすとそこにはエイドリアン! 彼の弾くイントロは「THE WICKER MAN」で、それでスタートです。 鳥肌がブワ〜ッと出たのがわかりました。 そこにブルースが飛び出してきて歌が入り、すでに大合唱です。 せやけど、メンバーはすごく動きますね。とりあえず「心の師」 スティーブを拝もうと集中してましたが、あっちこっち動くので 大変でした(後ろと横の客にも押されてグチャグチャでしたから余計に) 2曲目は「GHOST OF THE NAVIGATOR」、3曲目の「BRAVE NEW WORLD」も大合唱です。(曲順は北米ツアーとほとんど一緒です、BURRN!に載ってたハルフォード、クイーンズライチとやったやつです) 次は「WRATHCHILD」!この曲の反応は凄まじかったっすね〜 ぼくはそろそろ体力的に限界に来てましたが、これには飛び跳ねて 頭振りまくりでした。「もうあかん!」と思ってたときに、続けてきたのが 「2MINUTES TO MIDNIGHT」!友人はライブ前に「この曲が聴けたら あとはもうええ!」と言っていました。場内最高の盛り上がりでした。 やっぱりこの曲を待ってたファンは多いのでしょう。 ブルースもよく声が出てるようです。次の「BLOOD BROTHERS」は 私、少し休憩しました。かなり疲れてます。Tシャツは服のまま風呂に 飛び込んだ状態でボトボトです。そうそう、そのあとの 「SIGN OF THE CROSS」良かったですよ!ブルースが歌ってても 全然違和感なく、むしろディッキンソン節がオリジナルかのようでした。 ここまで見てきて思ったのは(そんなに冷静ではないのですが) やっぱり演奏は凄まじく上手い。楽曲もやっぱり良い。さらに あのパフォーマンス!ブルースは本当に野獣のような素早い動きで 煽りつづけるし、メンバーみんなすごく動いて煽ります。 エイドリアンはおとなしめでしたね。デイブも。ギターソロの一番派手なの はヤニックです。でもみんなうまいな〜。安定してる。 その次は何か忘れましたが、その後に名曲が来ました! 「THE TROOPER」!泣きそうになりましたね。ニコの後ろの バックドロップはなんと「THE TROOPER」の確かシングル盤の ジャケットに変わってます!これも凄まじい反応! 大合唱というのはこのコーラスのことをいうんでしょうね。最高でした。 その後、NEWアルバムから何曲かやって、「THE EVIL THAT MEN DO」、そして「FEAR OF THE DARK」という名曲が続きます。 2階の方を見ると(2階は指定席です)皆さんゆっくり座っておられるでは ないですか!ライブハウスなのでビールなど持ち込んでもいいわけで まるでVIP席のようでした(疲労困憊してた身にはうらやましかったっすね〜)でも本当にしっかりメンバーの表情も伺えるスタンディングでよかったですけどね。メタルのライブはこうでなくちゃ。 その次がクラシック「IRON MEIDEN」。素晴らしいリアクションで答えて やりましたよ、彼らに。それで1部終了。 確か隣にいたはずの友人の姿は見えず。まあええか、と思いながら メイデンコールの後、バックドロップが「THE NUMBER OF THE BEAST」のアルバムジャケットに変わるのを見て、また鳥肌ゾクゾク。 そのタイトルチューンは当然大合唱。そしてバックドロップが NEWアルバムのジャケットに変わり、「HALLOWED BE THY NAME」 をプレイ。怒涛の歓声の中、「SANCTUARY」へなだれ込みました。 これで終了。精も根も尽き果てるとはこのことです。 観客のみんなは本当に服はボトボト。頭は水をかぶったようになってます。まわりを探して友人を見つけ、フラフラしながら会場を後にしました。
と云うわけで、かなり強烈なライヴだったようで IRON MAIDEN 黄金期の第二章は確実に始まったようです。