陰陽座


封印廻濫
2002.7.24

火車の轍
百々目鬼
窮奇
空蝉忍法帖
土蜘蛛忌譚
蟒蛇万歳
浸食輪廻
月姫




魔王戴天
2007.7.25

序曲
魔王
黒衣の天女
不倶戴天
覇道忍法帖
ひょうすべ
大頚

接吻
生きることとみつけたり




魑魅魍魎
2008.9.10

酒呑童子

がしゃ髑髏
野衾忍法帖
紅葉
青坊主

しょうけら
鬼一口
道成寺蛇ノ獄
鎮魂の歌
にょろにょろ

初期聖飢魔-II にGARGOYLEをプラスしたようなバックに浜田麻里(もちろんメタルの頃の)なみの女性ボーカル。そして人間椅子がかった男性ボーカル。古典的な歌詞。正統と異色の見事なコラボレート。まさに妖怪メタルと呼ぶにふさわしい独特の和風世界観。
1st / 鬼哭転生

オドロオドロしいがオカルトと言うより妖怪的。キーボード(黒猫が担当)を多用していて黒猫のアニソン的(ジャパメタ的?)ボーカルも多いため、全体的にポップ(もちろんメタルという括りのなかで)に感じられる。

2nd / 百鬼繚乱

キーボードをなくし、ややヘヴィなアレンジになったが、歌メロ起因なのか黒猫のボーカルが演歌調に聞こえる。

3rd / 煌神羅刹

メジャー移籍ということもあり、音質がアップしている。あくまでも妖怪メタルとしてのバリエーションの幅が広がっている。重低音のベースと、瞬火、黒猫のツインボーカルの絡みは絶妙。緩急のある組曲「黒塚」は秀逸。

4th / 封印廻濫

スピード感のあるアグレッシヴなアレンジ。黒猫のシャウトするパワフルなボーカルは最高。恒例の宴ソング(勝手に命名)がラストではなく、バラードでラストを締めくくっている。

5th / 鳳翼麟瞳

重低音押さえ気味で、やや軽くなった印象。アレンジが軽くなってくるとキャッチーな楽曲は黒猫のボーカルが演歌やアニソンっぽく感じる。宴ソングは黒猫が歌うメジャーの浜田麻里っぽい曲。三柴理ゲストのバラードは逸品。このアルバムからジャケットが縦位置に。

6th / 夢幻泡影

前作同様やや軽めのアレンジ。

7th / 臥龍點晴

歌メインのアレンジにしたためか、さらにリズム隊が軽く感じる。軽いといってもあくまでもメタルの範疇の話ですが。

8th / 魔王戴天

壮大な大河ドラマを思わせる序曲で幕をあける。ヘヴィさとアグレッシヴさが復活。宴ソングは瞬火の歌う青春パンクっぽい曲。

9th / 魑魅魍魎

開き直りの JUDAS っぽさ。かっこよきゃいいんだよね。

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