brother 刺しゅうPro


“刺繍”におけるパソコンの役目は“STIKA”と同じで、刺繍ミシン用のデータを専用アプリケーション“刺しゅうPro”で作成することです。
“刺しゅうPro”は下記の4種類のアプリケーションで構成されています。
・デザインセンター
・レイアウトセンター
・ステッチクリエイター
・ファイルユーティリティ

この中で私が使うのは“デザインセンター”と“レイアウトセンター”だけです。
デザインセンター”は、スキャナ等で取り込んだ画像データを部品としての刺繍ミシン用のデータに変換します。輪郭線や面の縫い方を細かく設定することができます。
レイアウトセンター”は、それらの部品データを組み合わせて、実際に刺繍ミシン専用カードへデータ転送を行います。フォントについては、専用のもの以外にも、OSにインストールされているフォントを使用することができます。
刺繍可能な文字高さはフォントの形状にもよりますが、英数字で10mm、日本語では15mm程が最小だと思います。


さて、“刺繍ミシン”はbrother製のコンピュータミシンと呼ばれるもので、刺繍可能な範囲により数種類があります。私が使っているのは、刺繍可能範囲が最小の10cm×10cmのもので、娘が好きなキティちゃんのデータが最初から入っている“K-5000”という機種です。

ミシンは使ったことがなかった私ですが、ミシンの取扱説明書を読むと下糸と上糸のセットの仕方等、ナントカなりました。専用カードは電源を入れる前に本体に刺しておくと、模様選択画面で最初に表示されるので迷う事もありません。
で、早速私の好きな“TOM★CAT”のロゴなど縫ってみることにしました。


“デザインセンター”で面の縫い角度を複数に分けて設定すると、下記のように渡り糸が多くなります。でもできあがりの見栄えはよくなります。


これが完成。これで所要時間は20分程です。もちろん多色を使った刺繍も可能です。


まだ3つくらいしか刺繍をしたことがないので、これから少しずつ研究していきたいと思っています。

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